子どもの習い事として男の子だけでなく、最近は女の子にも人気の「サッカー」。でも、誰もがJリーガーのような華麗なプレーができるわけではありません。我が子に、もう少しサッカーが上手くなって欲しい!そんな思いを抱くパパママも少なくないでしょう。
今回は、そんなパパママ、そしてサッカーが上手くなりたい!と思っている子どものために、リベルタサッカースクール岩崎コーチにサッカーの上達方法をインタビュー!5回連載の第1回目は「ドリブル」に注目。ドリブル上達のコツに迫ります!
▼今回インタビューした先生
サッカーにおけるドリブルの役割
サッカーにはボールを「運ぶ」「蹴る」「とめる」という3つの要素がありますが、ドリブルはそのうちのボールを「運ぶ」という部分の役割になります。
ボールを持って相手のゴール付近までボールを運ぶ、ボールを奪いに来た相手選手を抜き去る、といったことを行うのがドリブルです。
サッカーの最大の目的はゴールを奪うことですが、ドリブルはそれに欠かせない要素になります。
ドリブルの種類
ドリブルの種類は、大きく分けて二つあります。失わないための「保持するドリブル」と、攻めるための「突破のドリブル」です。
サッカーは、攻めて守ってと、ゲーム展開が激しく替わっていくスポーツです。その試合の中で、攻めに行く時には「突破のドリブル」で、ゲームの流れを落ち着かせたいと言う時は「保持するドリブル」。この二つを使い分けていきます。
技術的な違いとしては、「突破のドリブル」は、全速力で走りながらボールを運ぶ、スピードを重視したドリブル。「保持するドリブル」は、姿勢よく、前かがみにならず、全体を見ることを重視したドリブルとなります。
一人でできる、ドリブルがうまくなる練習方法
8の字ドリブル
まず、スクールでもやっている練習で、二つのポイントを置いて、そこを8の字を描きながらドリブルする「8の字ドリブル」があります。
自分でやるときには、コーンやマーカーがなければペットボトルを目印におくと良いと思います。
8の字を描くことで、左足右足、足の内側外側と、色々な部分を使ったドリブルの練習になります。


また、さらにレベルを上げた練習としては、身体の向き、視線の方向をずっと一定にして同じように8の字ドリブルを行う練習があります。実際の試合の時にはボールを常に自分の身体の正面に運ぶわけではないので、より実践的な練習となります。
ワンステップドリブル
蹴って一歩、蹴って一歩と、つねにボールに触れながらドリブルをする練習です。ボールを優しく触りながら、距離を保ちながらというのを意識して練習します。
サッカーはボールと自分との距離がすごく大事です。その距離感を保つために必要なドリブルの練習が「ワンステップドリブル」になります。


アンリスペシャル
ボールに触って運ぶドリブルには、膝や下半身に柔軟性があって、思い通りに動くということも大切な要素となります。
この柔軟性を磨くための練習が、「アンリスペシャル」と呼んでいるもの。
足の間の右足側にボールを置き、そのボールの上を右足をぐるっと1回まわしてから、右足で左足側に軽く蹴り、左足で受ける。今度は左足をぐるっと1回まわして左足から右足側に軽く蹴って、右足で受ける。これを最初はゆっくりでもいいので繰り返し、できるようになってきたら、速度を上げていきましょう。
1. 右足側にボールを置き(2回目以降は右足でボールを受け)
2. ボールの上で右足をぐるっと回してから左足側に蹴る
3. 左足で受けて
4. 今度は左足をボールの上でぐるっと回して右足側に蹴る
(1に戻る)
親子でできる、ドリブルがうまくなる練習方法
じゃんけんドリブル
小学校低学年の子どもにおすすめしているのが「じゃんけんドリブル」です。立っているパパママの周りを子どもがドリブルして動きながら、パパママを相手にじゃんけんをします。
じゃんけんをすることで、視線が上を向き、ボール以外にも気を配る事ができます。ボールだけに集中するのではなく、周りも見えるようになるための練習です。
計算ドリブル
「じゃんけんドリブル」と同じような方法で、今度はパパママが両手で出した数字を足した数を、子どもがドリブルしながら答えます。
こちらも、ドリブルをしながら周りに注意を払い、頭を働かせるという、サッカーのドリブルに大切な技術を鍛える練習になります。
リベルタサッカースクールでのドリブル練習は?
――スクールではどのようなドリブル練習をするのでしょうか。
リベルタサッカースクールでは、最初のウォーミングアップで8の字ドリブルやワンステップドリブルを自由に練習しています。また、身体をあたためるためにぐるっとグランドを走るときも、ドリブルをしながら、という形で行っています。
ウォーミングアップの後は、四角いグリッドを書いて、その中で20人ぐらいの子どもたちが一斉にドリブルをするという練習をします。各自ボールを持って行うので、ボールの奪い合いをするというわけではなく、人やボールにぶつからないように、周りを見ながらドリブルをする練習となります。
――ドリブルが上手くなるコツはありますか?
スクールの子どもたちには、ボールと自分との距離感を大事にするように、と指導しています。
また、ドリブル以外でも言えることなのですが、まずはイメージすることから始めようと。ドリブルをする時に、ただボールを蹴って走るのではなく、相手がどこにいるかをイメージしながら、自分が狙ったところに進んでいくという練習をする。実際の試合の場面をイメージしながら、ドリブルの練習をすることが大切です。
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●第1回 ドリブル上達のコツ(本記事)
●第2回 パス上達のコツ
●第3回 シュート上達のコツ
●第4回 トラップ上達のコツ
●第5回 基礎運動能力アップのコツ
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