近年、子供の運動能力の低下は問題になっていますよね。運動が苦手なお子さんをお持ちの方いらっしゃるのではないでしょうか？小さいうちから意識的に運動神経を良くする方法を取り入れ、楽しく運動が好きになるコツお教えします。
運動神経は遺伝する？
「運動神経は遺伝する」、特に運動神経はお母さんの運動神経に似ると聞いたことはないでしょうか？運動神経とは、体や内蔵の筋肉の動きに指令するための信号を伝える神経の総称のことです。
一部医学的に遺伝とされる説がありますが、お父さん・お母さんが運動が苦手でも、必ず運動神経が悪くなるとは限りません。幼少期に体を動かす機会を作ることで運動神経を高めることができます。運動神経は完全に遺伝するとは一概に決めつけず、楽しく体を動かすことを意識していきましょう。
脳の神経系統の発達は12歳頃までにはほとんど完了してしまうので、それ以降は伸ばすことが難しいと言われています。そこで12歳までの神経系統の発達に応じた、適切なトレーニングを日々積み重ねることが重要になってきます。
ゴールデンエイジとは？
運動神経が秀でている子の多くは、幼少期の運動環境が影響しています。とくに、ゴールデンエイジと呼ばれる神経系の発達が著しい3歳～12歳までの運動への取り組み方で違ってきます。
スポーツ選手は幼少期からトレーニングを重ねていたことが多いです。日々のトレーニングによって培われた能力が競技に活かされています。また指導してくれる方や、サポートしてくれる両親や周りの存在も、運動神経を高める大切な要因です。
運動神経を鍛える方法3選
1.遊びの中から鍛えよう
幼少期の運動は遊びの中から取り入れていくことをオススメします。まねっこ遊びや鬼ごっこ、遊具などで体を動かすことで可能性はぐんぐん広がります。体を動かす一連の動きが運動神経を高める上のファーストステップです。
思い通りに体を動かすことができる。真似ることが得意である子は運動神経が高いです。
2.自宅でできるトレーニングをしてみよう
自宅でも気軽に体を動かしてみましょう。遊び感覚で、親子で一緒に、お手伝いの中で、体を動かすことを意識させてあげましょう。簡単な運動を1日数分するだけでも神経系の発達には大切な刺激だったりします。自宅でもトレーニングできる環境を整えてあげましょう。
3.習い事で鍛えよう
今回は3つの習い事に絞ってご紹介していきます。
最近では幼稚園や保育園でもおこなわれることが多くなった体操教室。体操のメリットは運動神経の基礎がつくられることあげられます。多様な種目を通して、体の使い方を学びながら、基礎体力づくりできる点は魅力。体も丈夫になり、病気や怪我をしにくい体作りができるので男女共に人気です。
全身をバランスよく鍛えることができることで男女共に人気のスポーツ。
体への負担が少ないことが特徴で、全身の筋肉をバランス良く鍛えることができます。大切な成長過程での体の歪みなどが起こりにくいです。心肺機能向上や基礎体力向上が期待できます。
学校授業でも必修科目になったダンス。ダンスの思い通りに体を動かす一連の動きは運動神経を高めます。またリズム感覚や柔軟性、表現力が養われます。様々なジャンルのダンスがあり、選択の幅が広い点は魅力の１つ。
ご紹介した習い事の他にも、運動神経を高めるスポーツは多数あります。子供の興味や関心、得意な分野の習い事を見つけて可能性を広げましょう。
子供が楽しめる方法を見つけよう
子供が楽しめて、結果として長続きできる方法を見つけられるのがベストです。
初めは上手にできなくても、繰り返しおこなうことが運動神経を高める上でも大切なことです。お子さんの成長を温かく見守って下さいね。
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