自宅で自分のペースで学習することができる通信教育。塾に比べて費用が安い、子どもの目的やレベルに合わせた教材で学力の基礎を定着できる、自宅での学習習慣を身につけることができるなど、そのメリットはたくさんあります。
しかし、集中力のない子どもの場合、教材を終わらせられなかったり、自宅だと気が散ってしまったりと、ちゃんと続けられるのか心配になりますよね。
今回は、代表的な通信教育「Z会」「ドラゼミ」「進研ゼミ」「Gambaエース」の受講費・教科・特色・レベル別対応の有無などを、まとめて比較していきます。子どもに合った通信教育選びの参考にしてみてくださいね。
1. いくらかかるの?受講費で比較してみる
「Z会」の受講費は?
Z会では、1~2年生は3教科セット、3~6年生は4教科セットの受講費を掲載しています。1~2年生は3教科セットのみとなっていますが、3~6年生は1教科から選択して必要な教科のみでも受講することができます。
※価格は税込価格です。
「ドラゼミ」の受講費は?
ドラゼミは、全学年2教科セットの受講費です。6ヵ月払いの金額は4月号開始の受講費です。開始月により、翌年度分の会費が含まれる場合は金額が変わってきます。
※価格は税込価格です。
「進研ゼミ」の受講費は?
進研ゼミは、1~2年生は3教科、3~6年生は5教科の受講費となっています。
※価格は税込価格です。
「Gambaエース」の受講費は?
Gambaエースは、1~2年生は4教科、4~6年生は5教科の受講費となっています。受講費は、全学年共通です。
※価格は税込価格です。
毎月払い:800円
12ヵ月払い:8,800円
2. 何が学べるの?受講教科で比較してみる
受講教科の比較表
それぞれの通信教材が対応している教科を、一覧にまとめました。
※Z会(1~2年生)「経験学習」
経験学習とは、子どもの感性や可能性を引き出したい・自ら学び考えようとする知的好奇心を育てたいという目的で作られたZ会オリジナルの教材です。五感を使った体験で感じたこと・思ったことを絵や言葉を使って表現させる内容になっています。
※Z会(3~6年生)「英語」「作文」
別途、1教科から受講可能な科目となっています。
3. その他、通信講座ならではの特色で比較してみる。
「Z会」の特色は?
1年間同じ指導者が添削をする「担任指導制」を導入しています。間違っている場合は原因を、正解の場合はそこにたどりつくまでの考え方や別の考え方を解説してくれます。
また年3回、子どもの学習成果が一目で分かる「あしあとシート&わくわくレター」が、送られてきます。
- 1~2年生コース:Z会オリジナル
- 3~5年生コース:算数・理科・社会は教科書準拠、国語はZ会オリジナル
- 6年生コース:国語・算数・理科・社会は教科書準拠
1~2年生:基礎と応用力をつける「スタンダードコース」・発展問題が追加された「ハイレベルコース」
3~6年生:手書きを重視した「小学生コース」・担当指導者が学習管理を行う「小学校タブレットコース」・中学受験を目標とした「中学受験コース」
「ドラゼミ」の特色は?
子どもの学習を継続的に見守る「個別担任制」を導入しています。子どもの理解を深めるためのアドバイスや復習問題が書き加えて返却されます。
7月と3月に、1年生は作文特別テスト、他の学年は漢字・計算王テストと下学年末実力診断テストを行っています。
教科書準拠ではなく、学習指導要領をベースとしたオリジナルカリキュラムとなっています。
レベル別コースや講座はありませんが、別学年を受講することができます。
「進研ゼミ」の特色は?
毎月1回、赤ペン先生の問題を提出します。担任の赤ペン先生が添削しますが、休んだり対応出来ない場合は別の赤ペン先生が行います。
国語・算数・理科・社会は教科書準拠。一部の国公私立小学校で使われている学校独自の教科書には対応していません。
◆オリジナルスタイル(紙テキスト)
- 小1・2講座:基礎・応用コース
- 小3~6講座:標準・応用コース
◆チャレンジタッチ(タブレット学習)
3つのレベルの問題があり、子どもの学習レベルに合わせて基礎から発展問題まで対応しています。
教科書準拠となっています。
レベル別コースや講座はありませんが、在庫があれば復習用としてバックナンバーを送って貰えます。
子どもに合った通信教育を選ぼう
それぞれの通信教育の特徴を比較してきましたが、子どもに合った教材が見つかったでしょうか。
通信教育による家での学習は、学習習慣が身につくまでは大変かもしれませんが、学習習慣が身につくと、今後中学生、高校生となった時の大きな力となります。学習習慣がつくまでは、パパママが様子を見て声をかけてあげるようにしましょう。
教材にもよりますが、丸付けや学習計画のチェックなど、通信教育を使いこなすには、パパママのサポートも重要な要素。通信教育を始めるのであれば、パパママもきちんと子どもの学習に寄り添う気持ちを持って、始めるのが良いでしょう。
通信教育は、学校の教科書に合わせたものやオリジナル編集で学力を伸ばすものなど、教材によって特色や問題のレベルも違ってきます。子どもの学習意欲や学力に合わせて、子どもやる気を持って進められるよう、まずは教材サンプルを請求してみて子どもにやらせてみることから、はじめてみてはいかがでしょうか。
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