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弓道やアーチェリーの習い事って何歳から?メリットや費用は?

弓道やアーチェリーの習い事って何歳から?メリットや費用は?

弓道もアーチェリーも、弓を引く姿が恰好良く男女問わず戦えるスポーツとして人気があります。アーチェリーは的の中心にどれだけ近いかを点数計算して競う、完全なスポーツであることに対し、弓道はスポーツ的な要素と、型や作法を大事にする武道的要素を合わせ持つ特徴があります。競技としては、勝敗の決め方だけでなく、的までの距離や弓に付属する道具の有無など違いは多くあり、違うスポーツと考えられるでしょう。けれどいずれも的を射るという共通の目標があり、集中力を高め精神力を養うスポーツであることに変わりはありません。

どちらも、姿勢が正しくなると言われているスポーツですが、子供でも習うことができるのでしょうか?今回は、弓道やアーチェリーを習い事として始めるのにおすすめの年齢や、そのメリット・費用についてご紹介しましょう。

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弓道やアーチェリーって子供向け教室あるの?

弓道もアーチェリーも小学生で習っているお友達は、あまりいないかもしれませんね。教室が少ないことも理由の1つですが、特に弓道に関しては体がある程度出来上がってこないと、強い力が加わることで骨が曲がってしまったり、ゆがんでしまったりする危険があるために、15歳以上からと年齢に制限をかけている教室があるからです。
それでも小学校3年生から教室に通えるというところもあるので、先生の考え方の違いなのかもしれません。アーチェリーの方が弓道に比べると早くから教えている教室が多いようです。

弓道やアーチェリーって何歳から始める?

ではいったい何歳になれば、弓道やアーチェリーを始めることができるのでしょう。最近の中学校では弓道部がある学校も増えています。また中学生の全国大会もあります。ですから、中学生になれば始めても大丈夫と考えられるかもしれません。ただ、成長には個人差があり小学生でも大人と同じような体格で骨がしっかり出来上がっている子もいれば、高校に入る頃まで華奢で、弓道を始めるには心配な体つきの子もいますよね。

目安は中学生ですが、本人の気持ちも考慮し、通いたい教室の先生とよく話しあうことが大切ですね。また、弓道は的場に出られるようになるまで時間がかかります。
まずは教室に入り、礼儀作法の基本をしっかり身に着けそれからでも遅くはないかもしれません。

弓道やアーチェリーを習い事に選ぶメリット

では、弓道やアーチェリーを習い事に選ぶのはどんなメリットがあるでしょうか。個人差はありますが、次のようなメリットが考えられます。

姿勢が良くなる

よく言われていることではありますが、姿勢がよくなります。形をきちんとしなければ、的に当たりません。また当たっても、得点につながらないこともあります。弓を持つ前に長く型や姿勢を身に着ける練習をすることからも、姿勢が良くなると言われています。

その姿勢が、日常生活でも持続できると良いですよね。

集中力や忍耐力がつく

弓を持って的前に立つとき、弓道のことしか考えなくなります。ただ、的を射ることだけを考え集中します。そのことから集中力が身に付くと言われています。

また、的場に立てるようになるまでに時間を要するスポーツです。礼儀作法を学ぶことから入り、実際に的場に立てたのは始めてから3か月後だったという話も聞きます。そこで忍耐力を身に着けることができるでしょう。

精神的に鍛えられるスポーツと言えますね。

身体的な差がつきにくい

弓を引くだけの体力は必要になりますが、他のスポーツと違い体格の違いで差が付きにくいスポーツだと言えます。背が高くても低くても、がっちりしていても華奢な体格でも、そのことに大きなメリット・デメリットはなく誰でも勝負に参加できるスポーツです。

気になる月謝や道具の費用は?

弓道を教えていただく費用は、月謝で月にいくら支払うというより、受講料として何回でいくらという形の方が多いです。弓道場があれば、おそらく弓道教室を年に1回から複数回開催しているでしょう。その弓道教室を受講すると全15回で5,000円から10,000円程度の費用が発生します。

また、弓道連盟など、その教室が加入している会に参加することになり年会費として2,000円から4,000円を納めることになります。段位を取ろうと審査を受けるには日本弓道連盟の会員となります。そのために地方連盟の支部会員となりますが、その会費は段によって異なります。2,000円程度からスタートになるでしょう。
月謝として支払う道場もあり、その場合は月に4,000円から5,000円の費用がかかります。

弓道は、道具をそろえるために、始めた時に費用がかかります。借りることなく、全部自前で揃えたと仮定し、なるべく安くすませたとしても7万円程度はかかると考えた方が良さそうです。
初心者の弓は、安価で耐久性に優れたカーボンやグラスを選ぶのが良いでしょう。それが20,000円から25,000円かかります。矢は6本1組で売られています。安くても15,000円ほどします。弓にはる弦は、材質にもよりますが安ければ500円程度で手に入ります。消耗品なので何度も買うことになるでしょう。
弓をひくための手袋のようなものをカケと呼びます。これが15,000円から20,000円と少々高く感じられるかもしれません。道着はそれほど高くなく、上衣・袴・帯と揃えてもセットで10,000円で売っているものもあります。

アーチェリーも受講料・月謝は弓道とそれほど変わりがありません。道具は数が多く、弓道より高くなることが多いです。弓関連の費用だけで62,500円から130,000円ほどかかってきます。また、アクセサリー類にも費用がかかり、7,000円から12,000円程度になります。少なくても10万円くらいかかると思っておくのが良さそうです。

道具類はいずれも中古で購入することもできます。始めたい気持ちはあっても金額で躊躇されるのであれば、道場の先生と相談してみると良いでしょう。

弓道を習って子供の集中力を高める!

弓道は骨格がしっかりしてくれば、子供から大人まで楽しめるスポーツです。大人になってから、仕事のストレス解消にと始められる方も多くいます。子供の集中力を高める弓道は、大人になってからも趣味として続けられるスポーツと言えますね。
弓を射る音に集中することで、ストレスを忘れられることもできる効果があります。

弓道を習うことで子供の集中力を高める効果を期待するお父さん・お母さんもいることでしょう。
また礼儀を身に着けることができ、プレッシャーやストレスに強い精神力を身に付けることができるのも魅力の1つですよね。

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