スイミングは子どもの習い事の中でいつでも最も人気があります。小学校の授業にもあるので、水への抵抗はなくしてあげたいですよね。
そんな水泳の中で、最も基本となる泳ぎはクロールです。基本だけに、コツをつかむまでがなかなか難しいのではないでしょうか。今回はそんなクロールのコツをお伝えしたいと思います。
スイミングを習う7つのメリット
①けがをしにくい
スイミングは、他のスポーツと比べてけがをしにくいと言われています。個人競技のため、人との接触が少なく、水中での動きは陸上での動きに比べるとゆっくりになることなどが主な理由です。
また、水中では浮力が働くことから、身体への負荷が少ないというのもうなずけますよね。
②リーズナブル
習い事を始めると、月謝のほかにも費用がかかることがほとんどです。その点、スイミングであれば、水着や水泳キャップのほかにかかる費用といえば、ゴーグルぐらいでしょうか。
一度購入すれば、頻繁に買い換えるものではなく、また複数購入するものでもないので、ほかの習い事と比べるとリーズナブルといえます。
③質の高い筋肉がつき、バランスの良い身体になる
水の中は浮力が働くため、骨や関節に負荷をかけずに取り組める全身運動としても、水泳はおすすめできます。
全身運動のため、全身にバランスよく筋肉がつき、スタイルアップが見込めるといううれしいメリットもあります。
④体力がつく
繰り返しになりますが、水泳は全身運動ですので、自然と基礎体力がついていきます。
⑤天候に左右されない
スイミングスクールは、室内プールであることが普通です。そのため、雨が降って中止になってしまったということがなく、定期的に習えるというメリットがあります。
⑥お風呂を怖がらなくなる
赤ちゃんが生まれる前は、ママのお腹の羊水の中にいました。そのため、生後間もないうちは、赤ちゃんは水を怖がりません。でも、成長していくうちに、お風呂を怖がってしまうようになってしまう子どもも珍しくありません。
頭からシャワーをかけるのも怖がった子どもが、スイミングのおかげでいつの間にか平気になった、という話も聞きます。早くからスイミングスクールに通うことにより、水への抵抗を持たない子どもに育ってくれる。
⑦学校のプールの授業も怖くない
小学校へ入学すると、体育の授業で当然のようにやってくるプールの時間。泳げない子どもは、プールへの苦手意識ができてしまい、その時間は苦痛になってしまいます。
早いうちからスイミングスクールへ通って泳げるようになっておけば、そうした苦痛を味わわなくてすみますね。
クロールキックのポイント
クロールの足使いは、バタ足そのもの。コツをつかむまでは難しいかもしれませんが、習得すればスピードにも繋がっていきます。クロールキックのポイントをご紹介します。
①足首の動き
足首は力を入れずぶらぶらさせます。そして、つま先を伸ばし、足先が伸びている状態が望ましいそうです。準備体操などで足首を柔らかい状態にしておくことが上手なキックをするコツです。
②膝の動き
よく小さい子や自己流で覚えた小学生がバタ足をする時に、水しぶきをあげながらバタ足をしているのを見かけますが、それは膝が曲がっているから。
膝は力を入れてまっすぐ伸ばしましょう。床に脚を伸ばして座るとわかると思いますが、脚をまっすぐ床にべたんとつけると力が入りますよね。逆に抜くとわずかに膝が曲がります。クロールキックは膝に力を入れてまっすぐ、です。
③ももの動き
キックはももを動かして蹴ります。ももを根元からしっかりと動かして、膝、足首へと折れずに柔らかく連動されるのがポイントです。
キックの練習をたくさんすると、お尻が筋肉痛になるそう。でもそれは、正しいキックができている証になりますね。
クロールの手の動かし方のポイント
水泳で手をかくことを「プル」といい、プルには「ストレートプル」「C字プル」「S字プル」の3種類があります。初心者は「ストレート」から始め、徐々に「C字」「S字」に移っていきましょう。
共通して言えるのは「水へ遠くから手を入れて、遠くから出す」ことです。詳しく手の動かし方を紹介させていただきます。
①手を水に入れる
泳いでいて水をかく時に、少し外側に手のひらを向けるようにします。それが一番水の抵抗を受けないやり方で、人差し指から水に入れる形です。水の中に入った腕は、思いっきり肩から伸ばすように前に出します。こうすると、反対側の手よりも前に出ることになりますよね。もちろんまっすぐ腕を伸ばすことがポイントです。
左右の腕の動きのタイミングですが、初心者は指先を揃えてから次の腕をあげるようにしましょう。慣れてきてスピードを求めるのであれば、上にあげた腕が水に入る前に反対の腕のプルを始めます。
②腕を引く
水に入った腕を引く動作をします。肘は高い位置を取り、脇を閉じないように身体の近くをかくようにします。身体より遠いとまっすぐ泳げないので注意しましょう。
③押す動作
水を押して水中を前に進む力を助ける動きです。腕を引いて水の中に入ったら、水を押してももにつくくらいまで伸ばします。押す動作の最後は、手のひらが上を向いている状態がベストです。
④水から手を出す
水を押す動作の後は、水から腕を出す動作になります。肘が水中で伸びきったら、上方向に肘をあげるように手を抜きましょう。ここで水しぶきが後ろに上がるようであれば、押す動作が終わらないうちに腕をあげてしまっている証拠です。
⑤腕を前に戻す
水から腕を出したら元に戻す動作に移ります。なるべく低い位置を保ちながら、身体の近くを通って腕を前に戻します。肩を回しながら肘を高く上げて前に戻すと上手くいくようです。
息継ぎのコツは?
顔を上げるタイミング
クロールで、息継ぎが難しい、うまくできない、という人は多いのではないでしょうか。息継ぎはタイミングが大事。タイミングさえつかめればきっとうまくできるようになるでしょう。
腕が胸のあたりをかいている時に顔を横にあげ、あばらを通りすぎる頃に息を吸います。このタイミングが遅すぎると頭が上がってしまうので息継ぎが苦しくなってしまいます。
息を吐くことが大事
息継ぎで大事なことは「息を吐く」こと。「吸うことじゃないの?」と思うかもしれませんが、息を吐かなければ吸うことはできません。充分水中で鼻から息を出しますが、ここで全て出し切ってはいけません。水から顔をあげた時に口で「パッ」と息を勢いよく出さなければ、顔の周りの水を飛ばすことができずに水を飲んでしまう可能性があります。最後の一呼吸はとっておきましょう。
息継ぎの時の顔は、脇を見るようにすると、口が水面から出るので、スムーズに行うことができます。慣れるまでは水を飲んでしまったりするかもしれませんが、練習を重ねればできるようになるでしょう。
一緒に練習をしよう!
水泳は夏のプールなど家族で練習する機会はたくさんあります。子どももパパママと一緒に練習できるとあればやる気倍増になるはず。パパママも日頃の疲れをリフレッシュできるかもしれません。
夏の思い出として、一緒に練習をしてみてはいかがでしょうか?
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