ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、あっという間にぐんぐん大きくなっていく幼児期の子ども達。その成長の早さと何にでも興味を持つ好奇心に、そろそろ習い事に通わせるのも良いかな?と考え出すパパママも多いのではないでしょうか。
やっと歩き出し言葉をしゃべりだす1歳から、保育園や幼稚園に通う3歳頃、小学校入学前の6歳まで、幼児期のそれぞれの年齢に合った習い事には、どんなものがあるのでしょうか。
今回は幼児におすすめの習い事をランキング形式でピックアップ。メリットや料金などくわしく調べてみました。子どもが興味を持つ習い事を見つけて、楽しく習い事を始めましょう!
幼児期に習い事をさせるメリットは?
まだ小さいし、習い事は小学校になってからでもいいのでは?そう考えているパパママもいるでしょう。
就学前の幼児期に習い事をすることは、子どもにとってどんなメリットがあるのでしょうか。幼児から習い事をするメリットは、次の3つ。
1. 心も体も成長する時期に良い刺激を与える
心も体もぐんぐんと成長していく幼児期の子どもたち。神経系の発達や、運動能力の発達、脳の発達が目覚ましい時期に、習い事で適切な刺激を与えてあげることで、さらに子どもの能力を伸ばしてあげることができます。
家庭や園での活動だけでなく、その年齢に合った指導を習い事でしてもらうことで、将来花開くための下地をさらにしっかり広げてあげることができるのです。
2. 成功体験を積むことで学ぶ姿勢が身につく
幼児期から新しいことにチャレンジし、できる喜びや楽しさ、小さな成功体験を積み重ねていくことで、学ぶ楽しさを知り、自ら学ぶ姿勢が身についていきます。
集団行動の中でのコミュニケーション力や思いやりの心、忍耐力や集中力など、習い事を続ける中で磨かれる力はたくさんあります。
3. 就学前に体験しておくことで心のゆとりが持てる
小学校に入学すると、新しい友達や新しい生活リズムなど、子どもを取り巻く環境が大きく変わります。
そんな時、水泳や英語、体操など、授業ですることを習い事ですでに体験していれば、自信を持って授業を受けることができます。新しいことに囲まれた小学校生活の中で、心のゆとりになりますね。
また、小学校の授業中、きちんと座っていられるようにと、入学準備として授業形式の習い事や習字、そろばん、武道など、落ち着きをもたせる習い事を就学前に始めておくという人も。
幼児期に人気の習い事は?
幼児期の習い事、どのぐらいしている?
まだ早すぎる?もう遅い?いつ頃から習い事を始めたら良いのか、習い事の始める年齢に頭を悩ませるパパママは多いですよね。
では、みんな実際どのぐらから習い事を始めているのでしょうか。「ベネッセ教育総合研究所の「第5回幼児の生活アンケート(2015年調査)」によると、通信教育を含む、何らかの習い事をしている幼児の割合は次のようになっています。
全体 :48.6%
1歳後半児:17.0%
2歳児 :25.7%
3歳児 :29.8%
4歳児 :47.9%
5歳児 :71.4%
6歳児 :82.7%
4歳児からぐんと習い事をしている割合が上がり、就学前の6歳児ではなんと8割以上が何らかの習い事をしているという結果に!
幼児に人気の習い事ランキングTOP10
では、実際に幼児期の子どもたちはどんな種類の習い事をしているのでしょうか?幼児の習い事ランキングトップ10は次の通り。
1位 スイミング
2位 体操(運動教室)
3位 英語・英会話
4位 楽器(ピアノなど)
5位 バレエ・リトミック
6位 幼児教室
7位 サッカー
8位 音楽教室(リズム遊びなど)
9位 ダンス
10位 武術(空手など)
※ベネッセ教育総合研究所の「第5回幼児の生活アンケート(2015年調査)より(1歳6ヶ月~6歳対象)
※通信教育をのぞいたランキング
では、幼児に人気のそれぞれの習い事の魅力や料金について、ランキング順にくわしくみていきましょう!
1位 スイミング・水泳
基礎体力が高まり、体力が付き体が丈夫になる習い事として、男女共に人気の「スイミング」。基礎体力を高めることで、病気に負けない体作りをすることができる点も魅力です。
水中での全身運動のため、関節や骨への負担が少なく左右対称の運動を行なうことで、全身をバンンスよく鍛えることができます。
早いうちから習うことで水に対する抵抗がなくなり、苦手意識を持たずに小学校の水泳の授業をうけられる点も、人気の理由の一つです。
月謝:6,000~8,000円程度
水着・帽子代、スクールバス代など
2位 体操(運動教室)
体操(運動教室)は、さまざまな種目を行なうことでバランスよく体を鍛えることができる習い事。体幹やバランス感覚が養われることで、姿勢改善や普段の生活での怪我防止にも繋がる点も魅力です。
順番に列に並んで練習を行うなど、レッスンの中で自然と団体行動でのルールを学ぶことができます。鉄棒や跳び箱、マット運動など、小学校の体育の授業で行うことを先に経験しておけるのも嬉しいポイント。
まだどんなスポーツを子どもがやりたがるかわからない幼児期に、まずはバランスよく運動能力を伸ばしてあげたい、ありあまるパワーを発散させてあげたいというニーズに応えてくれる習い事です。
月謝:4,000~6,000円程度
体操着代、シューズ代、保険加入費など
3位 英語・英会語
小学校でも必修化になり、これからの子ども達には必須の教養となっていく、英語。幼児期の習い事としての「英語・英会話教室」は、幼い頃から日本語と英語を2つの言葉を一緒に学ぶことができる点、吸収力が豊かな時期にたくさんの発音を聞き、覚え、話すことでリスニング力が養える点が魅力です。
聴覚が発達する幼児期に英語にふれることで、日本語に無い音も聞き取れるようになるといいます。また、幼い頃から異文化に触れることで、広い視野を持つことができるでしょう。
習い事として英語に触れておくことで、小学校での英語授業でも苦手意識を持たずに取り組むことができるのも魅力です。
月謝:6,000円~8,000円程度
教材費として年10,000円~20,000円程度
4位 楽器(ピアノなど)
数ある楽器の中でも一番人気の「ピアノ教室」。幼い頃から始めることで、音感やリズム感が鍛えられ、指先も器用になり、指先を動かすことで脳への刺激にもなると言います。
また、繰り返し練習することで集中力と忍耐力を高め、曲を完成させる達成感を感じ、日々練習を積み重ねることでの小さな成功体験を積んでいくことができるのも魅力です。
定期的に発表会を行う教室も多く、人前で発表する経験を積むことができるのも、子どもの将来に役立つ魅力の一つです。
月謝:6,000~8,000円程度
ピアノ購入費、教材費、発表会費など
5位 バレエ・リトミック
リトミック教室
曲に合わせて手遊びをしたり、体操をしたり、楽器を鳴らしたりしながら体全体を使って表現する「リトミック」教室。体全体を使って音を表現することで、子どもの心と体のバランスが整えられ、リズム感覚や表現力も養われます。
楽しみながらレッスンに参加でき、他の子どもと一緒にリトミックを行うことで、コミュニケーション能力や協調性も磨かれます。
比較的低年齢を対象に開催されているものが多いので、親子で参加できるレッスンも多く、始めての習い事としてもおすすめです。
月謝:3,000円~4,000円程度
一回ずつのチケット制の場合も
入会金、教材費など
バレエ教室
音楽に合わせて楽しく身体を動かしていた「リトミック」を卒業し、筋力もしっかりとついてきて、先生の指示が理解できるようになった幼児期の後半に始められるのが「バレエ教室」です。
筋力や柔軟性が身につき、しなやかな体作りを行なうことができます。体幹を鍛えることで姿勢がよくなる点も魅力。
集団で行うことで協調性を育み、曲に乗せて踊ることでリズム感覚や表現力も養えます。発表会やコンクールを経験することで、計画力や度胸も磨かれます。
月謝:7,000~1,0000円
発表会費用、道具代など
6位 幼児教室
子どもに何が合うかわからない、何を習わせたらいいかわからないと迷っているパパママにおすすめなのが「幼児教室」。
幅広いカリキュラムで、遊びと学びの中から子どもの興味や可能性を探ることができ、さまざまな教材の中から学ぶ楽しさや面白さを発見していくことができます。
それぞれの年齢に合った教材とカリキュラムで、その年齢で伸ばすべきところを伸ばしてくれるレッスンが大きな魅力です。
年齢ごとのクラスになっているので、同年代の子どもを持ったパパママと知り合えるのも嬉しいですね。
月謝:6,000円~15,000円
教材費、イベント参加費など
7位 サッカー
スポーツの中でもサッカーは、比較的低年齢から始めることができる習い事。
たくさん走って動くことで、基礎体力が高まり体力が付きます。また、チームプレイで協調性を学び、瞬発力や判断力なども磨かれます。
小学生になるとスポーツ少年団のチームも増えますが、幼児期のサッカー教室は習い事として開かれているものが多く、技術やチームの強さよりも、協調性や体力作りが中心のものが多いようです。
月謝:4,000~7,000円
ユニフォーム代、遠征費用、合宿費用など
8位 音楽教室
音あそびやリズム遊びなど、楽器や音楽に幅広く触れ合える「音楽教室」。楽器を本格的に始める前の導入の習い事として、低年齢の幼児に人気の習い事です。
3歳以下が対象の教室では、パパママも一緒に参加するものが多いので、習い事が始めての子どもでも安心してはじめることができ、パパママのリフレッシュにもなりますね。
教室によっては、ピアノ教室の先生が音楽教室も担当していることもあり、大きくなったら慣れた先生とスムーズにピアノレッスンへ移行できるのも、嬉しいポイントです。
月謝:3,000円~4,000円程度
入会金、教材費など
9位 ダンス
体全体を使って表現するダンス教室は、小中学校の授業に取り入れられたこともあり、人気が高まっている習い事。
体全身を使って行なうので、バランスよく体を鍛えることができ、体幹を鍛えることで怪我防止にもなります。
集団で行うのでコミュニケーション力や協調性も育まれ、曲に乗せて踊ることでリズム感覚や表現力も養えます。また、振り付けを覚えなければいけないので、記憶力も鍛えられます。
他のスポーツと違い、ユニフォームや道具が必要ないのも嬉しいポイント。発表会のある教室もあるので、人前で発表する経験もできます。
月謝:5,000~8,000円程度
練習着・シューズ代、発表会代など
10位 武道(空手など)
挨拶や礼儀を身につけられる習い事として人気の武道。中でも空手は、オリンピック競技に選ばれたことから注目を浴び、男の子だけでなく女の子にも人気の習い事です。
寸止めが基本の伝統空手から、実際に打ち合うフルコンタクト空手まで、流派により対戦形式はさまざま。入門の際にはどんな流派なのか、子どもの希望に合うのか、きちんと確認しましょう。
昇級試験を定期的に行い、帯の色が変わっていくので、目標を持って練習に取り組めるのも魅力です。
月謝:3,000~5,000円
空手着代、防具代、検定料、大会参加料、合宿代など
各年齢におすすめの習い事は?
日に日に大きくなり、心も身体も成長していく幼児期の子ども。幼児といっても年齢によって人気の習い事もかわってきます。1歳から6歳まで各年齢におすすめの習い事についてくわしくは、それぞれの記事をどうぞ!
1歳におすすめの習い事は?
2歳におすすめの習い事は?
3歳におすすめの習い事は?
4歳におすすめの習い事は?
5歳におすすめの習い事は?
6歳におすすめの習い事は?
自分の子どもにぴったりな習い事をさせよう!
幼児期の習いごとは、学習するという意識よりも、楽しいからやるという子どものほうが圧倒的多数。習い事に楽しんで取り組みながら、学ぶ楽しさを存分に引き出してあげましょう。
習い事を続けていくには、楽しい発見を積み重ねていくことが大切です。「今日はどんなことをしたの?」「何が楽しかった?」と習い事の後に振り返りの会話をし、子どものやる気を引き出していきましょう。
習い事で新しい世界を知り、経験させることで子どもの可能性はどんどん広がります。まずは体験レッスンに参加してみて、子どもの興味のある分野を見つけ、伸ばしてあげてくださいね。
子どもの習い事を探すなら、コドモブースターを使おう!
子どもの習い事情報サイトも複数ある中でもコドモブースターがおすすめな理由はこれ!
近くの教室が検索・その場で体験予約ができる
習い事を探すとなったらやっぱり、家の近くの住所や最寄りの駅で探しますよね?
『コドモブースター』では、お住まいの地域や駅名などから近くの教室が検索でき、どんな習い事教室があるか一目でわかります!
またコドモブースター内で体験などの予約もできるのでとってもカンタン。
口コミで評判がわかる
気になる教室があっても、実際にはどうなんだろうと評判が気になりますよね?
周りに通っているお友だちがいなかったら、体験の1回で決めなければならないのは、ちょっと心配の方もいると思います。
『コドモブースター』では、教室の体験や入会された方の生の声を見ることができるので、教室選びの参考にもなりますよ。
おトクなキャンペーンも実施
時期によっては、アンケートに答えるとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施しているので、とってもおトクです。
子どもの習い事を探すなら、まず『コドモブースター』で検索してみましょう!