詰め込み教育って言葉は聞いたことはありますか?
聞いたことはあるけれど、それが良いものなのかどうかは、わかりませんよね。
実際に子供を育てる場合、詰め込み教育は効果があるのでしょうか?
この記事では、詰め込み教育の良いところと悪いところを、それぞれの観点から説明します。
詰め込み教育とは?
詰め込み教育は、1970年代ごろまでは日本教育のスタンダードとして、日本の教育現場で取り入れられていました。
詰め込み教育とは、膨大な勉強によって基礎学力の早期取得を目指す教育や、短期間の間にどれだけの情報をインプットし、応用できるのかを目指す教育を指すことがあります。
ゆとり教育と対比されることも
ゆとり教育とは、2002年に施行された学習指導要領です。ゆとり教育の方針は、詰め込み教育とは逆の内容でできています。
ただ勉強に追われるのではなく、ゆとりのある時間の中でさまざまな経験をして生きる力を身につけてほしいという願いが込められていたのです。
そこで、土曜日が休日になり、総合の時間という授業が行われたりしました。
詰め込み教育の次の教育方針として打ち出されたゆとり教育は、教育業界のみならず様々な場面で詰め込み教育と対比されて登場することが多いです。
詰め込み教育のメリット
知識量が増える
インプットの数がとにかく膨大なので、しっかりと覚えていれば様々な情報を持つことができます。また、暗記科目と言われている「歴史」や「語学」に強い人間になります。
また、若い頃にしっかりと記憶したものは年齢を経ても残ります。記憶力が低下した後でも、若かりし頃の記憶力が残っていれば、知識が色あせることはないのです。
反復学習が得意になる
暗記するには、反復して問題を解いたり、繰り返し参考書を読まなければいけません。
そのため、反復学習への耐性がつき、繰り返して能力を身につけるということができるようになります。
評価方法が簡単
知識量に特化した人間を優秀とされた詰め込み教育の中では、筆記試験である程度評価を決めることが簡単になります。能力が点数化されるので明確に特典としてわかるようになるのです。
詰め込み教育の弊害
勉強が淡々とこなす作業になってしまう
暗記することで高得点が狙える、という評価方法だと、ただただ暗記のみをこなすようになってしまいます。物事の意味や過程を見ることなく、淡々と覚えていく勉強をし続けるのも、なんだか息苦しいですよね。
応用が効きづらい
暗記科目として勉強を進めていると、暗記したこと以外に対しては頭が働きづらくなっていきます。そうなると、応用問題や、少し頭をひねって考える問題が時づらくなるということもあります。
知的好奇心が刺激されづらい
幼少期から「これを覚えなさい!」といった教育方法で育てられていると、知的好奇心が下がる場合もあります。必ずしもそうではありませんが、物事の意味や背景に着目したくなるようなワクワク感や考える力に目を向かない場合もあります。
まとめ
いかがでしょうか?
ゆとり教育と対比して用いられる「詰め込み教育」。
教育というものに完全なる良いも悪いもないので、どちらが良くてどちらが悪いのかは判断しきれません。
子供1人1人にとっても合う教育と合わない教育もあるでしょう。バランスをみて考えてみたいですね。
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