あれがいい、これは嫌だ。そんな好みを主張してワガママ言ってみたかと思えば、急にお姉さんぶってみたり。コロコロ好みも変わってあっという間に成長していく女の子。女の子には、どんな習い事が向いているのでしょうか。
そんな女の子の習い事に悩むパパママのために、今回は女の子に人気の習い事をランキングからピックアップ！
選び方や注意点のほか、習い事のジャンル別に気になる費用や特徴をまとめました。我が子にあった、楽しく通える習い事をみつけましょう！
女の子に人気の習い事ランキング
たくさん種類があって、何を習わせたら良いのか悩んでしまう女の子の習い事。
どんな習い事が女の子に人気なのでしょうか？実際に女の子はどんな種類の習い事をしているのでしょうか？
学研総合研究所の「幼児白書（2017年8月調査）」「小学生白書（2018年9月調査）」によると、幼児・小学生の女の子が習っている習い事のランキングは次のようになっています。
幼児の女の子に人気の習い事ランキング
1位 水泳
2位 英語・英会話
3位 音楽教室（ピアノなど）
4位 体操教室
5位 幼児教室
6位 通信教育
7位 バレエ
8位 ダンス
9位 書道
9位 サッカー
幼児全体と比べると、音楽教室（ピアノなど）が上位にあがり、サッカーの順位が下がっています。また、バレエやダンスの人気が高く、TOP10にランクインしています。
小学生の女の子に人気の習い事ランキング
1位 学習塾
2位 水泳
3位 通信教育
4位 音楽教室（ピアノなど）
5位 英語・英会話
6位 書道
7位 そろばん
8位 ダンス
9位 体操教室
10位 バレエ
小学生でも同じように、女の子には音楽教室が人気で、サッカーはランキング外になっています。ダンス、バレエの人気は高く、絵画・造形教室も女の子の人気が高くなっています。
次からはランキングを参考に、女の子におすすめの習い事について、タイプ別に特徴や料金などくわしくみていきましょう！
体力や柔軟性を伸ばす！運動系習い事
1. 水泳
水中の全身運動で体力が付き、バランスよく筋力を鍛えられるスイミングは、男女関係なく人気の習い事。0歳から習える習い事のため、幼児からも人気です。
小学校の水泳の授業が始まる前に、水を怖がらなくなって少しでも泳げるようになっていて欲しいと、就学前に習い始める人も多いです。
家での宿題などはなく、レッスン時間だけで完結する習い事なので、ピアノや英語など、芸術系や学習系の習い事と並行して行える運動系の習い事としても、女の子に人気です。
月謝：6,000～8,000円程度
水着・帽子代、スクールバス代など
2. ダンス
テレビで人気のアイドルやダンスグループもたくさん登場し、身近に感じられる存在となったダンス。画面の向こうでかわいく・カッコよく踊る姿に憧れる女の子は多いですよね。小中学校の体育で取り組むことも、ダンス教室の人気を後押ししています。
HIPHOPやJAZZなどさまざまなジャンルがありますが、共通したメリットとしては、踊ることで体力が付き、柔軟性やリズム感が磨かれること。グループで合わせて踊ることも多いため、チームワークやリーダーシップも身につくでしょう。
定期的に発表会を行う教室も多く、発表会の参加費、衣装代などがかかります。
月謝：5,000～8,000円程度
練習着・シューズ代、発表会代など
3. 体操教室（運動教室）
まだ特定のスポーツに特化することなく、まんべんなく運動能力を向上させてあげたいと、就業前の子どもを通わせるパパママも多い習い事「体操教室」。
基礎体力が向上し、体幹を鍛えられることで怪我をしにくくなる、運動に対する興味がわき、チャレンジする勇気や自信をつけることができるなどのメリットがあります。
跳び箱や鉄棒、マット運動などを行うところが多いので、小学校の体育の授業に自信を持ってのぞめるのも、嬉しいポイントです。
少し大きくなった女の子には、運動教室だけでなく、リボンやフープを使った演技を行う新体操も人気です。表現力や柔軟性、身体能力が鍛えられます。
月謝：4,000～6,000円程度
体操着代、シューズ代、保険加入費など
感受性を伸ばす！芸術系習い事
4. ピアノ
昔から女の子の定番の習い事「ピアノ」は、今でも女の子に人気の習い事。
音感やリズム感が磨かれるだけでなく、毎日練習を続けることで集中力や忍耐力も鍛えられます。練習をして曲を仕上げていくことで、小さな成功体験と達成感を積み重ねていけることも大きな魅力です。
また、定期的に発表会があり、人前で発表する経験を積めるのも嬉しいポイント。女の子の場合、発表会でかわいいドレスを着られるのが嬉しい、という子も多いようです。
月謝：6,000～8,000円程度
ピアノ購入費、教材費、発表会費など
5. 習字
字を書く機会がどんどん少なくなっている現代。それでもきれいな字をかけるようになって欲しいという親の気持ちは昔も今も変わらないようで、「習字」は今でも人気の習い事です。
きれいな字がかけるようになるだけでなく、心を落ち着けて集中して書くことから、集中力をつけ、気持ちの安定にも繋がります。
毛筆に必要な書道用品は小学校の授業でも必要になりますし、月謝もお手頃なところが多いので、気軽に始められるのも人気の理由です。
月謝：2,500円～4,000円
道具代、検定費用、墨汁・半紙代など
6. バレエ
ひらひらの衣装や、トウシューズに憧れる女の子は多く、女の子の人気が特に高い習い事「バレエ」。
小さな頃から始めることで、柔軟性やバランス感覚を鍛えられ、音楽に合わせて踊るため、音感やリズム感も養われます。
きれいな衣装を着て、バッチリお化粧もして挑む発表会は、みんなで舞台を作り上げる達成感を経験できる良い機会！ただし、衣装代や会場費など、1回の発表会で10万円ほどかかる場合もあるので、入会前に確認をして、心の準備をしておきましょう。
月謝：7,000～1,0000円
発表会費用、道具代など
7. 絵画・造形教室
子どもの想像力や創造力、表現力を伸ばす「絵画・造形教室」。クレヨンや水彩、デッサンをはじめ、油絵や版画など家や学校ではなかなかできないことにも挑戦できるという魅力があります。
お絵かきや折り紙、おままごとなど想像力豊かにイメージを膨らませることが得意な子が多い女の子。男の子のような体を動かす運動系よりは、じっくり取り組む芸術系の習い事を選ぶことが多く、その中でも絵画・造形教室は人気の習い事となっています。
カルチャーセンターや音楽教室内で開講されているもの、美大を出た先生の個人宅で行っているもの、公民館などの公共施設で開講されているものなど、教室の種類は多種多様。予算や、子どものやりたいことに合わせて選べると良いですね。
月謝： 3,000円～10,000円程度
材料費など
しっかり身につけたい！学習系習い事
8. 英会話・英語
小学校の英語必修化もあり、人気もさらに高まっている「英語・英会話教室」。英語を学ぶことによって、日本語以外の言葉に対する興味が芽生え、子ども自身の視野も広がります。
早くから英語に慣れ親しむことによって英語に対する意識が高まり、小学生の授業でも苦手意識を持たずにスムーズに取り組むことができるのも人気の理由。
語学の習得には、なんと言っても「話したい」という気持ちが一番大切。おしゃべりが得意で、ネイティブの先生とも仲良く話せる女の子なら、あっという間に英会話を習得してしまうかもしれませんね。
月謝：6,000円～8,000円程度
教材費として年10,000円～20,000円程度
9. そろばん
計算は電卓で済んでしまう現代でも、一定の人気を誇る習い事が「そろばん」です。就学前の幼児や小学生にも人気の習い事。
計算が速くなる、暗算も正確にできるようになる、というメリットの他、集中力が付く、落ち着いて学習に取り組めるようになるという効果を期待するパパママも多いよう。
「理系女子」なんて言葉があるように、理数系が苦手になりがちな女の子に、算数が得意！と言えるようになるきっかけとしてもおすすめです。
月謝が比較的安価で、用意するものもそろばんぐらいというお手頃さも人気のポイント。
月謝：3,000～6,000円程度
検定料など
10. 幼児教室
ひらがなやカタカナ、数字を学んだり、迷路やパズルに挑戦したりと、その年代に合わせたプログラムで知識を深め、子どもの潜在能力を伸ばしてくれる幼児教室。
勉強としてではなく、子供の意欲を引き出し、楽しみながら子どもの力を伸ばしてくれるのが大きな魅力。
たくさんの子どもを指導してきたプロの先生が、もう少し自主性や積極性を持って欲しい「良い子」になりがちな女の子の、やる気や意欲をしっかり引き出してくれます。
年齢別のクラスになっているので、同年代の子どもを持つパパママと知り合えるというメリットもありますね。
月謝：6,000円～15,000円
教材費、イベント参加費など
習い事選び、女の子と男の子で何が違う？
子どもの個性もありますが、やっぱり何かが違う、女の子と男の子。
女の子と男の子がいるパパママは、兄弟で同じ習い事をさせてもいいものかと、悩むこともあるのではないでしょうか。
女の子と男の子、性別によって習い事選びには、どのような違いがあるのでしょう？
女の子の習い事選び
女の子は比較的早い時期から自分の気持ちや自分のやりたいことをはっきりと主張することができます。そのため、習い事選びも子どもの意志を尊重して習わせることが多いようです。
子どもの好みが反映されるので、女の子のお友達が多く、華やかなバレエや新体操などが人気に。また、スポーツ系よりも音感やリズム感を身につけてほしいというパパママが多く、ピアノなどの楽器や芸術系の習い事も人気です。
男の子の習い事選び
女の子と比べて精神的に幼い男の子の習い事は、子どもがやりたいことを主張するより、親が主導で始めることが多いようです。
特に「スポーツが得意な子になって欲しい」と願う男の子のパパママは多く、サッカーや体操など体を動かす習い事が人気に。スポーツを通して競争心や礼儀を学び、心身ともに鍛えられることが魅力のようです。
女の子だからこそ気をつけたい3つのポイント
1. 月謝以外に発表会費用も
女の子に人気のバレエやダンスなどの習い事は、発表会の時には衣装代が必要になります。
衣装代の他にも、発表会にかかかる費用は意外と高く、ホールなどの会場費、ヘアメイク代などもろもろで10万円ほどかかるところも。
年1回など定期的に開催している教室が多く、長く続けるにはそれなりの覚悟が必要です。
また、ピアノなど音楽系の習い事でも発表会はつきもの。バレエほどではありませんが、毎回のドレス代、会場費などは覚悟しましょう。
2. 本当に子どもが望んでいるか
女の子は男の子に比べて感受性が高く、親の気持ちを汲み取ることが上手で、親がこうすれば喜ぶとわかって行動する子が多いです。
そのため本人が希望していない習い事でも、親が望んでいるからと続けていることも。本当は好きではない習い事を続けていても、ストレスが溜まり、上達も望めません。
その習い事は本当に子どもがやりたいと思っているのか、子どもの様子をよく見て見極めましょう。
3. 結果ではなく過程を大切に
習い事とはいえ子どものこととなると、必要以上に熱くなってしまうパパママも少なくありません。特にママと女の子の場合、同性同士ということでママが自分自身と重ね合わせ、ついつい厳しくなりがちです。
習い事は、できたできなかったといった結果にとらわれず、できるまでの過程を楽しむことが第一です。
その事を忘れずに接していれば、子どものやる気も自然と上がってくるでしょう。
女の子の習い事、どんな成長があった？
「子どもの好きなことを伸ばしてあげたい」「もう少し積極的になって欲しい」など、子どもに習い事をさせるパパママの思いは色々ありますよね。習い事をすることで、子どもにどんな成長があるのでしょうか？女の子ならではの経験もあるのでしょうか？
コドモブースターに寄せられた、実際に子どもを習い事に通わせた女の子のパパママの口コミ・感想から子どもがこんなに成長した！と実感できたパパママの声をピックアップしてみていきましょう！
発表会で舞台度胸とマナーが身につきました
レッスンが自立の第一歩に
体育の授業で褒められて嬉しそうでした
習い事は子どもが主役！ますは体験から！
色々な種類の習い事がある中で、なにを我が子に習わせるかを選ぶのはとても難しいことです。ただ、習い事を選ぶ時に忘れてはいけないのは「子どもが主役」であること。
習い事は子どもの個性と能力を伸ばすところ。親の希望や夢ではなく、子どもの持っている個性をしっかり見極めて、子どもに合った習い事なのかを考えてあげてください。
子どもとの相性を見極めるためには、まずはその教室をしっかりと体験・見学してみるところから。親子で一緒に、体験レッスンや見学に訪れてみましょう。
子どもに合った習い事を見つけて、パパママも子どもと一緒に成長するつもりで楽しみながら、習い事を続けていけると良いですね。
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口コミで評判がわかる
気になる教室があっても、実際にはどうなんだろうと評判が気になりますよね？
周りに通っているお友だちがいなかったら、体験の1回で決めなければならないのは、ちょっと心配の方もいると思います。
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