文部科学省は2014年2月14日、2020年度以降の小中学生の教育内容を定めた次期学習指導要領改定案を発表しました。
それによると、歌などを通じて英語に親しむ小学5・6年生の『外国語活動』を3・4年生に前倒しし、5・6年からは『教科』に格上げするというものです。
その改革に伴い、英語塾に通う子どもも増えてきており、早期の英語教育の必要性が高まってきています。
そこで、小学生の英語塾を探しているパパママに目的別にランキング上位の英語塾をご紹介!
生活スタイルや子どもの性格などを考慮して、無理なく学習を続けられる英語塾を選びましょう!
小学生から英語塾!早い?遅い?
英語の授業は小学生から始まっています。
今まで5・6年生がやっていた『外国語活動』というのは、英語の歌やゲームなどを取り入れ、「英語を楽しむ」「英語に親しむ」ということを目的としているものです。この英語教育に、2020年の英語教育義務化完全実施に向けて2018年度から新たな制度が導入されると文科省が発表しました。
それが、『外国語活動』を3・4年に前倒しし、5・6年からは『教科』、つまり教科書を用いて勉強し、成績がつくようになる、というものです。
そして今まで中学で習っていた内容も、一部小学校で学ぶことになります。
将来的に、中学や高校では英語で討論したり、交渉する技術を学んでいくことになると思うので、その前段階として英語を「使える」ようにする授業が展開されるようになります。
英語の塾って何するの?
英語塾選びには、『通塾する目的』を明確にする必要があります。
中学生であれば高校受験、高校生であれば大学受験、といった目標があるためおのずと決まっていきますが、小学生となるとわかりやすい目標が未だないため、なんのために英語塾に通わせるのかという『目的』がとても大事になってきます。
小学生を英語塾に通わせる目的としては、「英語を話せるようにする」か「中学校の授業についていけるようにする」の2つに大きく分けられると思います。
「英語を話せるようになれば中学校の授業についていける」と考えがちですが、そもそもその2つは全くの別物。
たとえ会話ができたとしても文法などが理解できていなければ授業にはついていけませんし、その逆に文法を理解していたとしても話すことはできません。
「英語を話せるようにする」のであれば、英会話中心の英語塾、「中学校の授業についていけるようにする」のであれば、単語や文法を中心にした英語塾を選ぶと良いでしょう。そのどちらも並行して学べる英語塾に通うという選択肢もあります。
また中学入学後に使用する英語の教科書をテキストに用いて授業を行う塾もあるようです。
いずれにせよ、現代社会の流れに乗ってなんとなく、ではなくきちんとした目的を持って通わせたい英語塾を選びたいものです。
英語塾に通って子どもが変わった?
小学生は「言語の天才」!!英語の音をそのまま聞き分けられる『英語耳』と、英語を英語のまま理解できる『英語脳』が育ちやすい時期に英語を始めると英語への拒否反応がなくなります。
実際、小学校での英語必修化のためALT(外国語指導助手)の先生がいるところもありますが、子どもが積極的に外国人の先生に話しかけられるようになったとの声もあります。
そして英語を習うことにより、日本語以外にも興味が広がります。
言葉だけでなく音楽や本、アルファベットなど、教室によっては様々な外国のイベント(ハロウィンやクリスマスなど)も開催されているところもあるので、他国の文化に触れる機会が増え、子どもの視野が広がる可能性があります。
英語を習いだすとちょっと難しい単語に対して「これなんて読むの?」と聞いてきたり、「この単語○○って意味だよね!」と知識を披露したり、二か国語対応の外国アニメなどを英語で観てみたりと、日本語のみに触れている生活をしていると滅多に見られない子どもの姿を見ることが増えるかもしれません。
オススメの英語塾!
ではどんな英語塾がいいのか。ここでは目的別に、コドモブースターがランキングしたものの中で、上位のものを紹介します!
【英会話教室】
英会話トレーニングに力を入れてる教室のランキング上位です。
アミティー
英語表現に重きをおいたレッスンで、コミュニケーションの楽しさや異文化への理解を深めるカリキュラムが用意されています。
外国人講師のプラクティカルコースと、日本人教師のレギュラーコース、並行または単独で受講可能です。
英語力だけでなく言葉にある文化的背景などレッスンを通じて理解することで、相手の立場や価値観を尊重した真のコミュニケーション力を身につけられるコースが充実しています。
1レッスン:30~50分
レッスン人数:最大8名
費用
入会金:10,000円
登録料:3,000円
月額受講料:6,800円~20,600円
※追加授業料や設備費がかかる場合があります。
イーオンキッズ
外国人講師と日本人講師のダブルサポート体制で子どもの成長に合わせた「適期教育」を掲げています。レッスンは8段階ものコースがあり、年齢に応じた教材を自社開発しているのが特徴です。
「イーオン語学教育研究所」という独自の機関で教育法や指導法のノウハウを蓄積していることも強みのひとつであり、レッスン効果を高め応用力やコミュニケーション能力を高めるメソッドを用いています。
1レッスン:40~50分
レッスン人数:最大8名
費用
入会金:10,800円
【週1回】
・月額受講料:7,452円~12,096円
・教材費:13,716円~26,136円
【週2回】
・月額受講料:12,744円~18,576円
・教材費:33,372円~33,588円
※システム管理費がかかる場合があります。
ECCキッズイングリッシュワールド
基本は外国人講師で、コースによりバイリンガル講師です。4・5歳からプレゼンテーションのレッスンがあり、人前で自信をもって何かを伝えることも学べます。
また3歳半~小学6年まで段階的にインプット学習とアウトプット学習をバランスよく織り交ぜたコースが充実していることも特徴のひとつです。
1レッスン:30分~60分
レッスン人数:最大10名
費用
入会金:8,640円
月額受講料:9,510円~17,790円
【文法などが中心の英語塾】
英検合格を目指し、文法や単語中心に学習できる教室のランキング上位です。
早稲田アカデミーIBS
何度も研修を受けたバイリンガルの専任講師が担当。「英語で英語を教える」というスタイルを徹底的して行い、「表現できる実践的な英語」を中学受験が本格化する前に一定の英語力を身につけるというスピード感が特徴です。
年長から小学生を対象にした英検対策講座もあり、対象級は1級~5級。過去問題の演習を行い、筆記試験の得点力アップを目指す講座です。
保護者は毎回レッスンを見学し、レッスン後のブリーフィングに参加します。
また入会にあたり算数・国語のテストと親子面接があり、親子で学習に取り組めるかの意思確認があります。
1レッスン:コースにより2時間~2時間30分
レッスン人数:無学年制の定員10名
費用
入会金:10,800円
月額受講料:30,900円~46,300円
NESイングリッシュスクール
海外経験豊富な日本人講師が担当(コースにより外国人講師が担当)。
「読む・聞く」という作業の大量インプットの後、「書く・話す」のアウトプット作業に移るという効率的な指導を行い、4技能をバランスよく習得していきます。
ネイティブと同じような「読む・聞く」回路を作ることを目的としたNESリーディング指導は、小学生のうちに英語脳が構築されると評判です。
また英検合格はバイリンガルになるための重要な通過点とし、英検を客観的なレベルチェックと学習を継続するための目標としています。
1レッスン:90分
レッスン人数:最大5名
費用
入会金:27,000円
月額受講料:23,760円~28,080円
公文式英語
教室には先生の他数名のスタッフを配置。公文式の英語学習は無理なく進められる独自のスモールステップが特徴「聞く」「読む」「書く」をステップごとに分けて取り組め、CMでもおなじみのE-Pencilなど、英語を楽しく学んでいける教材が充実しています。
公文式の学習の主軸は自主学習。当日分の教材を自分の力で解いて提出し、教室のない日は自宅用に渡される宿題を行います。
英検の合格を目標にしているわけではありませんが、自分の実力を試す意味で受験する生徒が多いようです。
※授業時間はその日の学習内容や子どもの学習状態により異なります。
費用
入会金:不要
月謝:7,560円/1教科
目的にあった塾選びで楽しく学習しよう!
いかがでしたか?
ただ単に『英語塾』と一言でいっても、目的を明確にして選んだ方が子どもにとっても良いことですよね。しかし一番大切なことは、子どもが楽しんで通えることです。
多くの英語塾は体験教室や無料体験など開催しています。親と子でどういった英語の勉強をしたいのか話し合って、体験教室や無料体験を受け、子どもが一番楽しく過ごせるところを見極めるのも必要だと思います。
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