子どもが習いごとをはじめるタイミングは年々早くなる傾向にありますが、多くの習い事は、子どもが一人で歩いたり走ったりすることができ、先生の言うことをある程度は理解できるようになる3歳以上を対象年齢に設定しているケースが多いもの。そんな中で、スイミングスクールには「ベビークラス」が設定され、生後半年、早ければ首がすわる生後3ヵ月くらいからスタートOK!としているところも少なくありません。
赤ちゃんの習い事デビューにもぴったり!と人気のベビースイミング。とはいえ、初めての習い事でいろいろ不安を感じているパパママに、今回はベビースイミングの具体的なレッスン内容、もたらされる数々の効果や注意点などについて詳しくお伝えしていきます!
ベビースイミングってどんなレッスン?
赤ちゃんとパパやママが一緒にプールに入って、水中で簡単な運動を行ったり、いろいろな水遊びを通してスキンシップをはかったりするのがベビースイミングのレッスンです。赤ちゃんが水に慣れることを第一の目的としているので、遊びの要素がいっぱい。ゆるっと楽しいプログラムが組まれているスクールがほとんどです。
「0歳から習い事なんて早すぎるのでは?」と考えるパパママもいると思いますが、少し前まではプカプカとママの羊水の中で浮かんでいた赤ちゃんは、先天的に泳げる能力が備わっていると言われています。水への恐怖心が芽生える前に水に慣れさせた方が、泳ぎが大好きな子どもに育つという先輩パパママの経験談もよく聞かれるため、歩き始める前の赤ちゃんでも問題なく始められる習い事といえそうです。
具体的にはどんなことをするの?
スクールによって多少の違いはありますが、ベビースイミングのクラスでは以下のようなレッスンが行われることが多いようです。
- パパやママが水中で赤ちゃんを抱っこする。
- パパやママが赤ちゃんを抱っこしたまま水中を歩く。
- パパやママが赤ちゃんを支えて水に浮かせる。
- ジャンプする。
- ボールやジョーロを使って遊ぶ。
もし、パパやママが泳ぐことが苦手でも、安心して参加できる内容です。水に入る前には準備体操をしっかり行ったり、レッスン後には体を温めるためにお風呂に入ることができたりと、しっかりとした配慮がされているスクールがほとんどです。
ベビースイミングに通えるのは何歳から?
0歳からスタートできるクラスがほとんどで、一般的には生後6ヵ月からが対象。この時期になれば、赤ちゃんの首もすわって体もしっかりとして来るので、プールの浮力の助けを借りれば、歩き始める前の赤ちゃんでもレッスンを楽しむことができます。
最近では、首がすわれば参加OK!という、生後3~4ヵ月対象の赤ちゃんを対象にするスクールも増えてきています。スクールによって受け入れ可能な時期が異なるので、事前に必ず確認しておきましょう。
3歳以降も継続して通う場合は、キッズスクール(クラス)へと進級する形になり、練習内容も変わります。キッズクラスになるとパパやママから離れ、子ども1人でレッスンに参加するスタイルになります。
ベビースイミングに通う効果やメリットは?
ベビースイミングに通うことでもたらされるメリットは想像以上にたくさんあるようです。実は、赤ちゃんだけではなく、パパやママにも良いことがいっぱい!順番にみていきましょう。
メリット1 | 水への恐怖心がなくなる
ママのお腹の中で羊水に浸かっていたため、水に対して恐怖心を抱く赤ちゃんはあまり多くありません。「赤ちゃんは、生まれながらのスイマー」という言葉もあるくらいですよね。ところが、成長するにつれさまざまなことが理解できるようになると、水への恐怖心が芽生える場合も。小学校にあがると水泳の授業もあるので、これはなんとかしておきたいですよね。
赤ちゃんのうちから水に慣れ親しんでおくことで、水への恐怖心を抱くことなく泳ぎが大好きな子どもに育ちます。
メリット2 | 体づくりができる
水中では浮力が働き、まだ歩く前の赤ちゃんでも活発に動くことができます。水の中では浮力も働きますが、一方で水圧が身体にかかるので、水の中で定期的に動く機会を持つことで、赤ちゃんの筋肉や心肺機能も発達し、運動機能の発達に役立つとされています。
メリット3 | 親子のスキンシップが充実する
ベビースイミングはパパやママと一緒にプールに入るため、ずっと肌をふれあって楽しい時間を過ごすことができます。パパやママとスキンシップをはかることで、赤ちゃんは精神的に安定し「親に愛されている」という安心感を得て、心の成長をはかることができます。
幼い頃に親とのスキンシップを多く取った子どもは、自己肯定感の高い人間に育つというデータもあるようです。
メリット4 | 生活リズムを整えることができる
ベビースイミングでしっかりと身体を動かすことにより、適度な疲労感が生まれ、お昼寝や夜の寝かしつけがスムーズになるとは、多くの先輩パパママが証言するところ。夜泣きに悩まされているパパママには朗報かもしれませんね。
プールで身体を動かして、夜しっかりと寝れるようになると、昼夜のリズムが明確になり生活リズムが整いやすくなります。
メリット5 | 赤ちゃんにもパパママにも友だちができる
ベビースイミングは、同じ年頃の赤ちゃんや、そのパパママと知り合うきっかけにもなります。赤ちゃんの成長や発達について情報交換をしたり、育児の悩みを分かちあえれば、ストレス解消になるかもしれません。
ベビースイミングで注意すべき点は?
メリットがたくさんある一方で、注意しなくてはならないこともあります。
注意点1 | 感染のリスク
プールで感染しやすい疾患として、プール熱、水いぼ、結膜炎、シラミなどが挙げられます。赤ちゃんの免疫が落ちていると、とくに感染しやすくなります。赤ちゃんの体調が万全でないときには無理をせず、参加は控えましょう。
レッスン後は、顔色や機嫌、鼻水の有無など、赤ちゃんの様子に変わったところがないか、しっかりと観察することが大切です。
注意点2 | アフターケアをしっかりと
感染症を防ぐために、プールには塩素を含む消毒液が入っています。敏感肌の赤ちゃんは、この塩素が原因で肌荒れを起こしてしまう場合があります。
肌荒れや感染症を防ぐためにも、プールから上がったらしっかりと赤ちゃんの目や体を洗ってあげることが大切です。保湿クリームも忘れずに。
注意点3 | 子どもに無理強いしない
水への恐怖心が少ない赤ちゃんですが、すべての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。中には、プールに入っただけで泣き出してしまう赤ちゃんもいます。
ベビースイミングの目的は、水に慣れることです。赤ちゃんが嫌がる場合は無理強いせず、少しずつ水に慣れていけるようにしてあげてください。
ベビースイミングにかかる費用は?
スクールによって異なりますが、月8回レッスンで6,000円前後くらいが相場です。
月謝以外にも、
- 水着や水泳帽などの必要準備物
- 入会金
が初期費用としてかかってきますので、20,000~30,000円ほどみておく必要があります。実際に通い始める前に、直接スクールに問い合わせて確認するといいでしょう。
安全に楽しく泳げるようになろう!
赤ちゃんだけではなく、パパやママにもメリットがたくさんあるベビースイミング。
興味のある方はぜひ一度、見学や体験に行ってみることをお勧めします。注意点を守って、親子で楽しいスイミングライフを満喫してくださいね!
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