水泳の基本といえば「バタ足」。クロールや背泳ぎで前に進む力を生み出す重要な動きです。いざ練習を始めてみると、一生懸命バタバタしているのになかなか前に進めない、それどころか体が沈んでいってしまう!など、案外難しいと感じる子どももいるようです。
実は、バタ足には「正しいやり方」があるんです!正しいバタ足ができるようになると足にも適切な筋肉がつき、キックによってより強い推進力を作り出せるようになっていきます。スイミングスクールに通う子どもたちだけでなく、「プールシーズンが近づいてくると憂鬱になってしまう…」という人のために、今回はバタ足のコツ、正しいフォームを手に入れられる練習方法をお伝えします。
そもそも「バタ足」ってどういう行為?
「バタ足」とは、左右の足を上下に交互に動かすこと。クロール、背泳ぎといった水泳の動作としてバタ足を行うときは、うちわのように足の甲を上下させることが重要だと言われています。
バタ足はダイエットにも効果があり、これは水の中の動きではありませんが、うつ伏せになってから両肘を床につけたままの状態で利き足をお尻に引き寄せL字になる角度まで上げてからゆっくりとおろすという行為を左右交互に繰り返すことによって、代謝が良くなり痩せやすい体を作ることができます。また、バタ足を日頃から運動として取り入れていると、筋肉を動かす時に脳から「動け」という信号を神経に通じて送る回路が活性化されるので、運動能力の老化を防ぐことができるとか。
バタ足はこうやって練習しよう!
プールサイドぎりぎりに座り、足を真っ直ぐに伸ばし足の裏が水面と並行に両方の親指が付くように内股にします。
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少し腰を捻るような感じで足の付け根からバタバタと上下に動かします。
膝が曲がっていないか、足首に力が入っていないかを目で確認してください。
プールサイドにつかまり、肩まで水に浸かったら両肘をプールの壁につけます。
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ゆっくりとお尻と足を浮かせてから、バタ足をします。体が浮かせる感覚を掴みましょう。
プールサイドにつかまり、両腕を真っ直ぐに伸ばします。この時、肩は水から出ないようにしてください。
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足の付け根から全体を動かし、水をしっかりと蹴り出すように動かします。膝や足首が曲がらないように、上半身の力を抜き足はムチのようにしなやかに動かすようにしてください。
プールサイドにつかまり、体を真っ直ぐにして顔を水につけた状態でバタ足をします。
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途中で息苦しくなってきたらその場で立ちあがり、呼吸を整えてからバタ足をします。
バタ足を練習する時に気をつけたいポイントは?
1.できるだけ小さく動かす
バタ足の上下幅を狭め、小刻みに動かすことによって体のバランスが安定して、前へ進むことができます。
2.力を抜いて蹴る時にだけ力を入れさせる
強く蹴る、または速く蹴ろうとすると力が入りすぎてしまい足の動きが小さくなってしまいます。
3.水面に置いた手のひらを蹴らせる
水中で足を蹴らせる時は足が水中深く蹴らないように水面に手のひらを置き、的にして蹴るようにしましょう。
4.体を支える
バタ足をしていても体が沈んでしまうのは、膝が曲がっていることが原因となっています。
プールサイドにつかまった状態で腰の位置を水面近くに持ち上げて支えて膝を真っ直ぐにした状態でバタ足ができるようにしてみましよう。
自宅でもできる練習はある?
バタ足は簡単にみえますが、間違ったフォームで覚えてしまうと修正するのに時間がかかってしまう場合も。自宅でのバタ足練習は。プールの布団の上で腹ばいになりバタ足をするのですが、この時、足の甲が布団に当たるように意識することで、正しいフォームを身につけることができます。クロールや背泳ぎで大切な動作の1つとなっているバタ足を正しいフォームで習得してくださいね。
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