子供の習い事で根強い人気のあるピアノ。小さい頃に習っていたママもいらっしゃるのではないでしょうか。
ピアノを習うと、楽譜も読めるようになり音感も良くなります。また、ピアノの下地があると他の楽器も意外とすんなりマスターできるようになるメリットも!
でも、ピアノを習い事として始めるには、家での練習は欠かせません。となると、家でも練習出来るようにピアノを準備する必要があります。
今回の記事ではアコースティックピアノと電子ピアノの特徴や値段、最近人気の電子ピアノについてのメリット・デメリットを詳しく説明しています。
ピアノの購入を検討しているパパママにおすすめのピアノも紹介していますよ。
記事を参考にしてお子さんとピアノライフを楽しんで下さいね!
アコースティックピアノと電子ピアノの違い
ピアノには大きく分けて、生楽器のアコースティックピアノとデジタル楽器の電子ピアノの2種類があります。この2つには大きな違いがあります。
アコースティックピアノは、鍵盤を押すことによってハンマーが動き弦を叩くことによって音が出ます。それに対し電子ピアノは、鍵盤を押すと対応する電子音源が発生し、スピーカーによって増幅されて音が出ます。
アコースティックピアノの特徴
アコースティックピアノには、グランドピアノとアップライトピアノの2つのタイプがあります。
グランドピアノは弦が水平に張られています。弦を叩いたハンマーが元の位置に戻りやすい構造となっているので、鍵盤の連打などの細かい表現ができます。
また、弦の長さもそれぞれ違うので、音の響きや表現力が広がります。音大やプロを目指す方向けのピアノです。
アップライトピアノはグランドピアノをコンパクトにしたピアノで弦が縦に張られています。ハンマーは横から弦を叩くようになっているので元の位置へ戻るスピードはグランドピアノより少し遅くなるため、細かな表現には限度があります。練習用や家庭で楽しみたい方向けのピアノです。
電子ピアノの特徴
電子ピアノは、アコースティックピアノにある弦やハンマーの代わりとなるデジタル回路とピアノの音色を再現する音源が組み込まれています。弦やハンマーがいらない構造のため、コンパクトで軽量になっています。鍵盤のタッチや音色・センサーの感度などは、メーカーや機種によって違いがあります。
ピアノを習い始めたお子さんやアコースティックピアノを置くのが難しいご家庭向けのピアノです。
どっちがいいの?
アコースティックピアノと電子ピアノどちらがいいのかは、生活環境やピアノの設置条件によって変わってくるので何とも言えません。本格的にピアノを学びたいのであればアコースティックピアノでもアップライトピアノの方がいいでしょう。
電子ピアノのメリット・デメリットは?
- 音量調節やヘッドフォンを付けての演奏ができるので、いつでも練習ができる。
- 電子部品を使っているのでアコースティックピアノより軽量、どこにでも置くことができ、安く購入することができる。
- 調律などのメンテナンスをする必要がない。
- アコースティックピアノのような音が出ない。
- 修理しようとした時に、生産が終了となっていて部品が入手できない。
電子ピアノは、アコースティックピアノと比べると軽く・どこにでも置ける・いつでも練習ができるなどのメリットがあります。しかしアコースティックピアノのような鍵盤・ペダルのコントロールによる微妙な音を出すことができません。また、生産終了によって必要な部品が手に入らず、修理できない場合があります。
アコースティックピアノと電子ピアノのそれぞれの値段の相場は?
アコースティックピアノでは、グランドピアノが約100万~300万円、アップライトピアノが約60万円~100万円、電子ピアノは約5万~10万円が相場と言われています。
アコースティックピアノと電子ピアノのそれぞれの寿命は?
アコースティックピアノ本体だけで言えば約100年の寿命がありますが、内部の部品の寿命は約35年と言われています。35年過ぎても弾くことができますが、早い連打ができない・弦が切れやすくなる・音が出にくくなるなど、気持ち良く演奏するのは難しくなってきます。
電子ピアノの寿命は約10年。内蔵されている電子部品が壊れるのが原因ですが、メーカーに部品の在庫があれば交換して使い続けることができます。
しかし、メーカーでの部品保有年数は生産終了から約7年なので、タイミングによっては修理不可となってしまう場合があります。
アコースティックピアノのおすすめ2つ!
コンパクトグランドピアノ GB1K(ヤマハ)
6畳の部屋でも置けるように設計されたヤマハの最小サイズのグランドピアノです。コンパクトサイズですが、従来のグランドピアノと同じ性能があります。
参考価格:1,150,000円(税抜)
アップライトピアノ K-200(カワイ)
初心者からベテランまでと幅広い層で使うことができる、優れた音色とタッチを備えたアップライトピアノです。構造を見直し、美しく伸びのある音が出るようになっています。
参考価格:560,000円(税抜)
電子ピアノのおすすめ4つ!
DIGITAL PIANO B1(コルグ)
アコースティックピアノのタッチを再現した鍵盤・ピアノ独特の低音が出るスピーカーシステムを搭載した電子ピアノです。エレクトリックピアノやオルガンなど全部で8種類の音色を出すことができます。
参考価格:40,000円(税抜)
ARIUS YDP-143(ヤマハ)
アコースティックピアノのような自然な弾き心地ができる鍵盤を搭載している電子ピアノです。自宅でもコンサートホールで演奏しているような残響感を演出することができるリバーブが4種類あります。
参考価格:85,000円(税抜)
Digital Piano F-140R(ローランド)
グランドピアノの表現力を再現した「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を採用したコンパクトな電子ピアノです。弦楽器・管楽器・打楽器などの楽器音が内蔵されているので、曲にあった楽器の音色で演奏することができます。
参考価格:100,000円(税抜)
Privia PX-770(カシオ)
グラウンドピアノのような響きのある音が出る「マルチ・ディメンションナル・モーフィングAiR音源」を採用した電子ピアノです。ヘッドフォン端子が2つ付いているので、いつでも2人での演奏を楽しむことができます。
参考価格:75,000円(税抜)
どちらがいいかじっくり検討しよう!
アコースティックピアノ、電子ピアノのメリット・デメリットについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
アコースティックピアノには豊かな表現力があり、電子ピアノには音量調整によっていつでも練習ができるというメリットがありました。それぞれのご家庭にあったピアノ探しの参考になれば、幸いです。
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