4歳児は急激な、成長の最後の年ともいわれています。個人差もありますが、2歳から言葉を覚え始めて3歳で活発になり、イヤイヤも多くなります。目まぐるしい成長を経験して、ようやく落ち着くのが4歳です。知能の発達も著しいので、成長に合わせてさまざまなことを教えたい年頃です。
4歳ってどんな時期？
この時期は心、知能面で大きな変化が起きます。
知能面では1から10までならば、自分で数えられるようになり、順番も理解できるので、片付けや整理整頓が上手になっていきます。また、知能の発達により、色を使うことも覚えたりして、絵を描くスキルも上がります。3歳のときは人や動物など、簡単な絵を描くことがほとんどですが、4歳になると、ペンを器用に使って高度な絵を描くようになる子どもも少なくありません。道具の名前や使い方を理解できるのも、この時期の特徴です。手先もますます器用になり、紐を通したり結ぶといった細かい作業ができたり、はさみも上手に使えるようになったりします。
心の発達では自分や他人の気持ちを考えられるようになります。これは言葉が増え、友だちとも遊ぶようになり、様々な経験を通して、自分と他人、自分の心と他人の心というものを少しずつ理解するようになるからです。また、「人の役に立ちたい」という思いが強く、積極的にお手伝いをするようになります。誰かのために努力をすれば、喜ばれることを学びます。
4歳の子にはどんな知育玩具を選べば良いの？
では4歳にお子様にはどんな知育玩具を選べば良いのでしょうか。
遊びに展開性があるもの
ただ、説明書通りに遊ぶだけの玩具より、自分で遊びを展開していける玩具を選んであげると、創造力をふくらませて自分で遊びを広げていけるようになります。
遊び感覚で学べるもの
文字や数字に興味が出てきたり、絵やシールを貼ったお手紙交換をしたり、今までの遊び方とは少し変化したお勉強的なものにも興味を持ち始めます。とはいえまだまだ机に座ってじっくり学習できるのは難しい時期。
遊び感覚で学習できるようなおもちゃや絵本で、楽しいという気持ちから学習に入っていけると、今後の成長にも役立ちます。
達成感のあるもの
4歳になると細かい作業に集中して取り組めるようになります。想像力を働かせて、物を組み合わせたり、組み立てたりして、アイディアをかたちにすることで達成感や満足感が得られることでしょう。
適度なサポートで子どもが1人でも遊べるもの
一人でやれることが増えてきますし、また、一人でやってみたいことが増える時期でもあります。ぜひこの自立の芽を伸ばして「出来た！」を増やしてあげられるようなおもちゃを選ぶと良いでしょう。
4歳の子の知育玩具おすすめ10選！
ラングスジャパン キネティックサンド2LB／￥1,800
室内で遊べる砂「キネティックサンド」。汚れず散らばらない砂で、粘土のようにベタベタしないので家で遊ぶのに最適です。98％が純粋な砂でできているので、アメリカ・ヨーロッパでの安全基準を合格しているので衛生的にも安心・安全です。
ボーネルンド マグフォーマーベーシックセット62ピース／￥12,000
世界65カ国で人気の磁石で繋がる数学パズルです。平面から立体まで、２次元と３次元を行き来する作品づくりを、年齢に応じて楽しむことができます。
正三角形・正方形・五角形のセット。基本の形だけで複雑で大きな構造物にまで発展させることができます。4歳頃は簡単な造形あそびを楽しむ事ができ、見本を見ながら、立体構造にも挑戦できるようになります。
ボーネルンド ファンタカラー600／￥3,600
大きさや、赤、黄、青などさまざまなペグを白いペグボードの小さな穴にさして絵を描きます。小さなペグを使うことによって、細かい表現をすることが可能です。小さなペグをつまみ小さな穴に差し込む一連の動作は、指先の器用さ、集中力を必要とするもので、繰り返し遊ぶうちに自然に身に付いていきます。
幻冬舎エデュケーション どうぶつしょうぎ／￥1,429
将棋といえばルールが難しいイメージがありますが、「どうぶつしょうぎ」は女流棋士が4歳でも楽しめるようにと駒の数を減らし、盤を小さくして、誰でもすぐにあそべるカンタンな将棋のルールを作りました。駒は子どもがなじみやすいように、ライオン、ゾウ、キリン、ひよこの4種類で表現されています。これらは将棋でいう王将、角行、飛車、歩兵と同じ動き方をします。駒には、駒の動ける方向に赤いマルがついているので覚えやすいです。3×4マスで盤が狭く勝負がつきやすいので、子どもが飽きずに遊ぶことができます。
レゴ レゴクラシック 黄色のアイデアボックス／￥6,998
33色の基本的なレゴ ブロックとさまざまな種類の窓やドアをはじめとする特殊パーツが入っています組み立てのヒントとなるアイデアが載った説明書付き。創造力を磨くのに理想的な、4歳以上のすべての方むけセットです。他のレゴセットと組み合わせて楽しむことも可能です。便利なプラスチック製の片づけボックス入りなのでお片付けがしやすいのも嬉しいですね。
くもん出版 もじ・かずボード／￥2,800
ひらがなを書くことに興味を持ち始める年齢なので、文字や数字の練習をするのにおすすめの玩具です。わかりやすい正しい書き順付きなので、正しくひらがなを覚えることができます。水をつけると色が変わって、乾くともとにもどるふしぎなボードで、「もじ」「すうじ」の書き方を練習します。水を入れた専用ペンで書き、乾くと消えるので手を汚さずに、楽しく何度も書き方を練習できます。
くもん出版 くもんの磁石すうじ盤100／￥4,000
鉛筆がまだ上手に握れない子どもでも、遊び感覚で、無理なく、楽しく数に親しむことができます。
遊び方はシンプルでボードの数字の上に同じ数字の磁石を置いていくだけ遊び方はシンプルですが、遊びながら100までの数を学ぶことができます。
最初はただ磁石をくっつけて遊んだり、バラバラにして遊ぶだけの子どもも、だんだん数字に気づいてきます。駒をいれる収納袋もついているので、お片付けも楽々です。に興味を持ち始め、数字のある磁石を順番に並べるようになっていきます。
コクヨ ワミーキラキラキラキュートDX ／￥4,200
柔軟な思考力を育む新感覚ブロック！
ワミーのブロックは形状がたったの1種類というシンプルさ。大きさ66mm×36mm×1.5 mmで、リボンのような形をしていて、角に穴と突起があります。素材はポリエチレン製で柔らかく、ブロックというよりしっかりしたゴムといった感じです。柔らかく、中央が空洞のため、曲げたり間を通したりしてつなげることができます。平面的にも立体的にも、自由な発想の作品作りが楽しめます。女の子に人気のラメ入りカラーとキラキラシールがついています。
セガトイズ／ことばを育む おしゃべりいっぱい!NEWことばずかんDX／￥9,800
絵本をアンパンマンのペンでタッチするだけで、アンパンマンやばいきんまん、メロンパンナちゃんなどおなじみのキャラクター達が、日本語と英語で物の名前を教えてくれるという商品です。1700種類以上のおしゃべりが搭載されており、言葉や物の名前を楽しみながら学べます。『日本語』も『英単語』も絵をペンでタッチして遊びながら自然に耳で覚えられます。クイズやイベント、レジごっこやピアノの演奏など色々な遊び方ができます。
スイッチ一つで日本語と英語の切り替えができるので、英語に触れる機会を作りたいという人にもおすすめです。
くもん出版／Ｌ+Ｌパズル／￥3,400
アルファベットのLの形のピースを回転させたり反転させたりしてしきつめるパズルです。ピースは6種類なので、答えを推理しやすくなっています。ステップカードにヒントとなるピースがかくれているので、「できた！」という達成感を得やすくなっています。少しずつステップアップする32段階の問題で、「もっと難しい問題に挑戦したい！」という意欲を引き出してくれます。
知育玩具で遊びで経験することが成長につながることも
4歳頃の子どもは、言葉が増えて文字や数字に興味を持ち始めます。ひらがなや数字、英語などの学習を始めるのも良い時期でしょう。またお友だちとコミュニケーションを取って遊んだり、じっくりと集中してお絵描きや折り紙などにも取り組むようにもなります。遊びながら学習できる知育玩具を利用してみてはいかがでしょうか。
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