夏休みになると必ず出される宿題、読書感想文。読書感想文が苦手で、最後まで後回しにしてしまう子供も多いと思います。しかしこの読書感想文、コツさえ押さえればなんと30分で書けてしまうのですよ。もちろん、読書時間を抜いての話ですが。そこで今回は30分以内で読書感想文を書き終える方法を紹介します。
本の選び方
まず、素早く読書感想文を書くには適切な本を選ぶことが重要です。では、どのような本を選べば良いのでしょうか?読書感想文を書くのに適した本の特徴を紹介します。
自分が興味のある本
やはり、自分が興味のある本でなければ最後まで読み切ることができません。例えば、SF小説が好きならSF小説を読めばいいし、電車が好きなら電車関連の本を読めばいいのです。たまにあらすじだけを読んで読書感想文を書こうとする猛者がいますがそれは上級者向けの技です。彼等はあらすじを読んだだけで本文を想像し、感想を抱くことができます。しかし、もともと読書感想文を書くのが苦手なお子さんには少し難しいかもしれません。
ページ数が少ない本
ページ数が少なく、文字数も少なければ簡単に最後まで読み切ることができます。本嫌いな子供でも50ページ程度の本ならなんとか頑張れそうですね。
感動する本
感動する本というのはかなり読書感想文が書きやすいものです。なぜならば、その感動する部分を引用して、「感動した。」だとか「同情した。」感情を書きましょう。感動する本というのは本の帯に感動するとか泣けるとか書いてあるので、非常に見分けやすいでしょう。
そのシーンを引用して、胸を打たれたなど。また、「もし自分だったらどのような行動をとるか。」といった感想も書きやすくなります。「もし自分だったら◯◯だが、◯◯した主人公は◯◯である。私は彼(彼女)から勇気をもらった。」という文章が一番典型的ですね。
論説文
論説文も意外と読書感想文が書きやすいですよ。なぜならば、論説文には必ず筆者の意見があり、その意見に賛成、または反対すれば良いだけだからです。特に反対したほうが文章はきやすいでしょうね。反対する理由と改善策を提示しておけばもう原稿用紙はばっちり埋まりますよ。ただし、小学生にとって論説文を読み切るのは難しいという難点があります。もともと読書感想文を書くのが苦手なお子さんには少し難しいかもしれません。
書く準備
読書感想文を書く際には下準備が必要です。特に、読書感想文を書くのが苦手な人間が、構想なしに最初から書き始めるのは難しいでしょう。そこで、下準備が必要です。
ふせん&メモを使う
本を読んでいて感動・関心した部分にふせんを貼っておきましょう。そうすれば、読書感想文を書く時に振り返るのが楽になります。また、話の内容を忘れてしまうこともありません。
また、ふせんやメモに自分が感じたり思ったりしたことを書いておきましょう。
読書感想文の基本的な書き方
読書感想文には基本的なパターンというものがあります。ここでは2つの基本的な書き方を紹介しておきます。
四部構成:読書感想文の基本に四部構成というものがあります。その四部構成とは以下のようなものです。
その本を選んだ理由を書きます。ここだけで2,3行を埋めることもできるので書く内容があまり思い浮かばない時はここを少し長めに書きましょう。お母さん・先生に言われたから読んだという理由ではなく、表紙や表題に興味を持ったからなど工夫を凝らして書きましょう。
読書感想文は本の紹介文ではありません。ですから、このあらすじを長く書いてしまうと減点です。あらすじは長くても3,4行にとどめておきましょう。
読書感想文の中で一番重要となる部分です。コース料理でいうところのメインです。ここは一番力をこめて、一番長く書く必要があります。自分が書いたメモを見返して自分が感じたことを自由に書いてください。
最後に自分が本を読んで得られたことを述べる部分です。自分がその本を読んでどのように変わったのか、自分がその本を今後どのように生活に活かしていきたいのかを書いてください。典型的なのは、「◯◯のような強い意志を持って、人生に立ち向かっていきたい。」といった文章ですね。
登場人物に対する批判:これはあまり知られていませんが、登場人物の行動に対する批判というのもかなり書きやすいパターンです。
こちらは四部構成と同じですね。この2つについては書いても書かなくても良いのですが、この2つを除くと原稿用紙が埋まらないという場合はぜひ書いておきましょう。
自分が批判したい登場人物の行動を紹介してください。「◯◯は、▼▼の時、〜したが、私はそれは間違っていると思う。」といったように、誰がいつ、どのような状況で何をしたのか5w1hを明確にして書きましょう。
その行動を批判する理由を書いてください。2、3個理由が書けると良いですね。
批判する理由を明示したうえで、自分だったらどのような行動をとるか言及してください。その行動をとった人物に対して、改善策を提示するつもりで書きましょう。
読書感想文のまとめです。英語の論文と同じような構成で、2番で述べたことを繰り返し述べても良いでしょう。
コツさえ押さえればとても簡単
読書感想文はただの感想文です。ですから、自分が感じたことをありのままに書けば良いのです。そこに論理性は求められません。少し論理が破綻していたとしても、小学生ならそんなに怒られないでしょう。論理の一貫性に気を遣う必要もないので、四部構成の型に参考に書いた場合30分以内で執筆できるでしょう。コンピューターのごとく単純作業を行うだけで済んでしまうかも?!この記事を参考に読書感想文をサラサラ書き終え、残りの時間はたっぷり遊びましょう!
子どもの習い事を探すなら、コドモブースターを使おう!
子どもの習い事情報サイトも複数ある中でもコドモブースターがおすすめな理由はこれ!
近くの教室が検索・その場で体験予約ができる
習い事を探すとなったらやっぱり、家の近くの住所や最寄りの駅で探しますよね?
『コドモブースター』では、お住まいの地域や駅名などから近くの教室が検索でき、どんな習い事教室があるか一目でわかります!
またコドモブースター内で体験などの予約もできるのでとってもカンタン。
口コミで評判がわかる
気になる教室があっても、実際にはどうなんだろうと評判が気になりますよね?
周りに通っているお友だちがいなかったら、体験の1回で決めなければならないのは、ちょっと心配の方もいると思います。
『コドモブースター』では、教室の体験や入会された方の生の声を見ることができるので、教室選びの参考にもなりますよ。
おトクなキャンペーンも実施
時期によっては、アンケートに答えるとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施しているので、とってもおトクです。
子どもの習い事を探すなら、まず『コドモブースター』で検索してみましょう!