子どもの習い事として人気の高いスイミング。全国にさまざまなスクールがありますが、練習中に「パドル」なるものを取り入れているところもあるようです。耳慣れない、「パドル」という言葉。実際にはとはどのようなもので、どんな効果があるのでしょう?
そもそも「パドル」とは?
もともとは、カヌーなどの競技で使用する「櫂」を指す言葉ですが、転じてサーフィンでボードに腹ばいになり、手指で水を掻いて進む行為のことも「パドリング」というようになりました。
スイミングで使用する「パドル」は、手のひらや足に装着する人工的な水かきノコとを指します。ポリプロピレンなどでできた板に指を通すストラップがついており、板の大きさや形状がさまざまで、筋力や体格によって使用するパドルが違ってきます。
どんなトレーニングで使う?
パドルを用いたトレーニングは、水をかく手の平に板を装着することで負荷が高くなるため、通常はクロールや背泳ぎなどでおこないます。
また、脚にビート板やプルブイ(脚で挟む専用の用具)を装着して、バタ足を制したうえで使うこともあります。
パドルを練習に取り入れるメリットは?
【1】 正しい水のかき方を意識づけられる
筋力がある人すべてが泳ぎが上手いわけではないことからもわかるように、力任せに腕を回しても上手く水をかけていないと進みません。
「パドル」という板を装着することで、進む方向に対して垂直に水をかけているかを知ることができます。通常の泳ぎのときにちゃんとかけていると思っていても、パドルを装着すると意外にブレたり水を切るように流れてしまったりしていることがわかります。
【2】ストロークリズムの矯正
息継ぎのときにストロークが遅くなったり止まっている人や、どうしても規則正しいストロークにならない場合、パドルを装着して泳ぐとどちらか片方に偏った負荷を感じます。
均等な負荷を感じるようにストローク練習をすることで、偏りが軽減されたブレの少ない泳法に近付けることができます。
【3】筋力アップ
パドルのみの使用でも抵抗が増すため負荷量は増えますが、ビート板やプルブイと併用することで蹴る力が制限されるため、更に負荷量は増します。
ただし、筋肉があまり発達していない10歳未満の子どもにこの練習方法を多用するのは避けた方がいいでしょう。
やり過ぎ注意!実は危険な部分も
パドルを使用すると、面で水を押すため、確実に腕への負荷は増えます。通常の泳ぎでのピッチ(ストロークの早さ)よりも当然遅くなるのですが、筋力をつけようとして無理にピッチを上げたり、長時間使用して負荷をかけ続けたりすると、腕や肩を痛める原因になります。
また、身体が小さく筋力の弱い子どもが大人用の大きなパドルを使うと、当然水を押す面積が増えるために負荷が必要以上にかかってしまいます。使う人の筋力や用途を知ったうえで、パドルの種類を選ぶことが重要です。
パドルを使って水泳をマスターしよう
実際には、スクールのコーチから用意するように言われて初めて「パドル」という言葉を聞いたというパパママの方が多いです。
あまり知られていない用具ではありますが、スポーツ店やインターネットショップでは多くのスポーツブランドからさまざまなパドルが販売されています。適切な使い方をすれば、パドルは良い用具といえます。
練習に取り入れるときは、ショップのアドバイスやスクールのコーチの指導をしっかりと聞き、正しい方法で子どものトレーニングに取り入れてくださいね。
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