2020年度より、小・中学校で必修化されるプログラミング教育。すでにプログラミング教育を試験的に開始している多くの学校で、教材として採用されているのが「アーテック」のプログラミング教材です。
独自に開発した、タテ・ヨコ・ナナメに組み合わせ可能なブロック「アーテックブロック」を使用したロボットプログラミングキット「アーテックロボ」は、短時間で組みたれられる手軽さと、テキストのわかりやすさが評判です。
そんなアーテックの教材を使ってロボットプログラミングを学べる教室が、「アーテックエジソンアカデミー」と「アーテック自考力キッズ」。その内容や教材、料金などについてくわしく調べてみました。
学校教材の老舗メーカー「アーテック」
株式会社アーテックは子どもたちに「楽しさをきっかけに学びを大好きになってもらいたい」をモットーに、50年以上にわたって学校に教材を提供し続けてきた老舗教材メーカー。
2018年には「ロボット教材を用いたロボットプログラミング教育の推進」が認められ「第7回ものづくり日本大賞」で“人材育成支援部門特別賞”を受賞しています。
そんな教材メーカー「アーテック」が開発したオリジナルブロック教材「アーテックブロック」や、ロボットプログラミングキット「アーテックロボ」とは、どのようなものなのでしょうか？さっそくチェックしていきましょう。
グッド・トイ賞受賞 安心の日本製「アーテックブロック」
「アーテックブロック」は、世界25カ国、日本全国4,000カ所以上の幼稚園・保育園などで採用されている、アーテックが独自開発した“まったく新しいかたちのブロック”。
縦・横・斜めの全方向につなぐことができ、限られた種類でもさまざまな形を作ることができます。2014年にはグッド・トイ賞にも選ばれた安心の日本製です。
ギアやモーターパーツを組み合わせることで、自由自在に作品を動かすこともでき、ブロックを使った算数学習セットやパズルゲームなどの商品も展開しています。
ロボットプログラミングキット「アーテックロボ」
アーテックブロックを使ってロボットを組み立てるのがロボットプログラミングキット「アーテックロボ」です。
アーテックロボは、楽しみながらブロックで形を組み立てたあと、プログラミングをして、ロボットに思い通りの動きを与えるプログラミングロボットキットです。
キットには「アーテックブロック」「ロボットパーツ」「プログラミングソフト」が含まれています。そのロボットプログラミングの製作過程は次のとおり。
アーテックロボを動かすまでの流れ
1.遊び感覚でブロックを使って自由にロボットを作る
ロボットのパーツはセンサーやモーターも含めて「全てブロック式」なので差し込むだけで組み立てることができます。ネジ止めやハンダ付けなどの作業は一切必要ありません。
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2.ドラッグ＆ドロップでプログラミング
組み立てたロボットのプログラミングは、オリジナルソフトでアイコンをドラッグ＆ドロップするだけ。2種類のソフトが用意されており、子どもでも簡単にプログラムが組めるように工夫されています。
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3.アイデア次第で様々なロボットが作製可能
豊富な種類の「センサー」「モーター」「ブザー」が用意されているため、パーツを組み合わせることで作れるロボットの幅が一気に広がります。
アーテックの教材を使って学ぶ「アーテックエジソンアカデミー」と「アーテック自考力キッズ」
学校教材としても使用され、市販されているので自分で購入してロボットプログラミングにチャレンジすることもできる「アーテックロボ」ですが、アーテックでは、これらの教材を使った子ども向けプログラミング教室を開校しています。それが「アーテックエジソンアカデミー」と「アーテック自考力キッズ」です。
市販の教材で自宅で子どもにロボットプログラミングを楽しませようと思ったけれど、思ったより続かなかった、なんて経験を持つパパママもいるのではないでしょうか。
飽きっぽい子どもを相手に、アーテックの教材を使って、どのように楽しく、わかりやすく、そして興味を継続させ理解を発展させていくのか。この2つのプログラミングスクールの特徴について見ていきましょう。
小学校高学年向けプログラミング教室「アーテックエジソンアカデミー」
アーテックエジソンアカデミーは、小学校高学年向けのプログラミング教室。ブロックを使用し、毎月1台のロボットを作製します。様々な種類のロボットを組み立てながら、2年間で24のカリキュラムに取り組みます。
使用するブロックはたったの10個ほど。センサーやモーターなども全てブロック型で、組み立てにかかる時間が短く済むため、プログラミングにしっかりと時間を使えます。
プログラミングは、難解な言語は必要としません。プログラミングの部品アイコンをマウスでドラッグ＆ドロップして組み合わせるだけ。子どもでも簡単に操作できます。
エジソンアカデミーで身につく4つの力
自分で作るロボットが「どんな仕組みで動いているか」など、センサーの仕組みやロボットの機構を学習。実践しながら学ぶことで、ロボットプログラミングに関する知識をしっかり身につけます。
ロボットを作った後は、動かすためのプログラミング。試行錯誤を繰り返しながら、論理的思考力を身につけていきます。
プログラミングの答えは一つではありません。固定観念にとらわれず、子ども一人ひとりが独自の発想で、新しいロボットやプログラムを作り上げていきます。
自分の考えを表現するということは、とても大事な能力。自分が作り上げたロボットやプログラムについて発表する機会を設け、プレゼンテーション力を育みます。
アーテックエジソンアカデミーで使う教材は？
アーテックロボを教材として使い、プログラミングとロボットの仕組みについて学ぶアーテックエジソンアカデミー。
楽しくわかりやすく学べる秘密は、カラーでわかりやすくていねいに解説されたテキストにもあります。これからつくるものが「実際の生活ではどのように活用されているのか」「どんな仕組みで動いているのか」をしっかりとテキストを用いて教えてくれるので、明確な目的に向かって試行錯誤することができるのです。
アーテックエジソンアカデミーの対象年齢と料金は？
ロボットプログラミングを楽しむ学ぶ「アーテックエジソンアカデミー」の入会金や月謝など、かかる料金はどれくらいなのでしょうか？
小学4～6年生
約10,000円
※教室によって異なります。詳細はお近くの教室へお問合せください。
※入会費・材料費が別途必要です。
小学校低学年向けプログラミング教室「アーテック自考力キッズ」
アーテック自考力キッズは、小学校低学年向けのプログラミング教室。毎月「パズル」「ロボット」「プログラミング」3つの課題に取り組む、2年間のカリキュラムとなっています。
バラエティに富んだ教材とテキストで、好奇心旺盛な子どもたちの「やる気」を引き出します。
自考力キッズで身につく3つの力
算数は「計算力」以外にも「図形力」が必要となります。図形力の中でも「空間認識能力」は小3までの体験が重要とも言われています。パズルで様々な図形問題にチャレンジしたり、色々なロボットを組み立てることで「図形力」を育てます。
「試行錯誤力」を身につけるには、図や表を描いてみるなど、とりあえず手を動かすこと。「まず試してみる」という習慣をつけ、困難に直面してもあきらめず前進する力を育みます。
解けそうで解けない問題に、子どもは「絶対にやり抜きたい」と集中して取り組みます。「自分で考えてできた」という成功体験を繰り返すことで「問題を解く楽しさ」を知り、最後までやり遂げる力を身につけます。
アーテック自考力キッズで使う教材は？
アーテックの教材、「アーテックブロック」を使ってパズル問題に取り組み、ギアなどの追加パーツを使ってロボットの仕組みを学ぶ「アーテック自考力キッズ」。さらに、「アーテックロボ」を使ってロボットプログラミングにチャレンジします。
自考力キッズでは、パソコンに触るのがはじめてでもマウスの使い方からていねいに教えてくれるから大丈夫。プログラミングも、低学年にもわかりやすいアイコンを並べる形のプログラミングソフトを使用しています。
アーテック自考力キッズの対象年齢と料金は？
パズル・ロボット・プログラミングの3つを学ぶことができる「アーテック自考力キッズ」の入会金や月謝など、かかる料金はどれくらいなのでしょうか？
小学1～3年生
10,000円
※教室によって異なります。詳細はお近くの教室へお問合せください。
※入会費・材料費が別途必要です。
体験教室でプログラミングを体験してみましょう！
ここまで、アーテックのプログラミング教材や、「アーテックエジソンアカデミー」と「アーテック自考力キッズ」2つのスクールの詳細についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか？
プログラミングと聞くと、難しいというイメージを持たれるかもしれませんが、アーテックの教材や、それを使った2つのスクールは、子どもでも簡単にできてわかりやすいと評判です。
この機会にぜひ、ロボットを組み立てて動かすという体験をしてみてください。以下のコドモブースターのボタンから体験教室に参加できますよ。
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