うれしいときや楽しいときには笑顔を見せたり、好きなものに手を伸ばしたり、興味があるものをじっと見つめるといった意思表示をするようになってくる生後5ヵ月頃の赤ちゃん。
この頃から知育を取り入れた遊びをすることで、成長過程の赤ちゃんの脳に良い刺激を与えることができ、成長をうながすことができます。この記事では、生後5ヵ月頃の赤ちゃんと楽しめる知育を取り入れた遊び方、おすすめの知育玩具を紹介します。
生後5ヵ月頃の身体の発達の特徴は?
【1】首がすわってくる
うつぶせにすると頭を持ち上げる・首を左右に動かすことができるようになります。しかし、まだ首の筋肉が弱いので激しく揺さぶらないように注意する必要があります。
ママパパが遊ぶ・あやすときは、首に力を入れすぎないようにしましょう。
【2】目が見えるようになってくる
個人差はありますが0.08~0.2くらいまでになり、人や物の輪郭がぼんやりと見えるようになってきます。
目の前でオモチャを動かすと、目で追うようになります。
【3】手先を使えるようになる
両手で物をつかむ・つかんだ物を上下に振ったりします。
興味ある物をなんでもかんでもつかんでしまうので、タバコ・電池・硬貨など誤飲する恐れがある物を赤ちゃんの周りに置かないようにしましょう。
【4】寝返りができるようになる
腰をひねって足を交差して体を回転させ、仰向けからうつ伏せになる寝返りができるようになります。
寝返りが出来るようになると動ける範囲が広くなるので、台所など入ってきて欲しくない場所にはベビーゲートを設置する、コンセントにはキャップをつけるなどの安全対策が必要となります。
生後5ヵ月頃の心の発達の特徴は?
【1】好奇心旺盛になる
いろんな物に興味を示すようになります。
気になる物に手を伸ばす・触る・口に入れるなどをすることがあるので誤飲する危険性があります。
【2】人見知りが始まる
ママ以外の人が近づいたり抱っこしようとすると、嫌がったり大泣きしてしまう人見知りが始まることがあります。
家族以外の人を見て泣き出したり、表情が曇ったりした場合はママが優しく抱っこして「この人は優しい人だよ」と語りかけてあげるといいでしょう。
【3】夜泣きが始まる
長時間昼寝をしてしまい夜中に目が覚める・歯が生えてくるときに歯ぐきがムズムズとかゆくなってくる歯ぐずりなどで夜泣きが始まることがあります。
まずは、昼寝をさせすぎにご注意。歯ぐきを柔らかいガーゼを優しく拭いてあげると、気持ちが落ち着いて泣き止むといったケースも。
【4】喃語の種類が増える
「アー」「ウー」だけだった喃語も「アーア」と音に高低がついたり、上下の唇を使って「バッブー」や「プップ」という言葉も増えてきます。
相づちを打つ、または赤ちゃんのマネをするなどコミュニケーションを取ってあげましょう。
生後5ヵ月頃におすすめのおうち遊び
【1】カーテンでいないいないばぁ
「いないいないばぁ」は、赤ちゃんの前で手を使って顔を隠し「いないいない」と言いながら、「ばぁ」で隠していた顔を見せてあげる遊びです。
この遊びで前頭葉が刺激され自発性や考える力などを養うことができます。カーテンを使うことで顔だけでなく体全体を隠すことができるので、大きなリアクションをすると赤ちゃんも喜ぶでしょう。
【2】おひざであそぶ
パパやママの膝の上に赤ちゃんを座らせて、上下に優しく動かして運動をうながすだけでも、赤ちゃんにとっては楽しい刺激になります。
赤ちゃんの手をしっかりと握って、赤ちゃんと膝の動きが一緒になるようにするのがポイントです。
【3】鏡遊び
鏡の中の赤ちゃんを自分と気づかずに見ていて、好奇心から見る・触る・話すなどをします。繰り返していくうちに鏡の中の赤ちゃんは自分だと気づくようになり、自分と他人との区別がつくようなります。
鏡遊びをするときは割れない素材を使った赤ちゃん用の鏡を使うといいでしょう。
【4】ベビーマッサージ
ママが優しくマッサージをすることによって赤ちゃんは安心することができるます。親子のスキンシップが取れる、血行が良くなるなどのメリットも。
マッサージにはリラックス効果もあるので、よく眠れるようになるので夜泣き対策にもなります。
【5】歌や音楽を楽しむ
音楽に合わせて体を揺らしたり、一緒に歌を歌ったりすることで、赤ちゃんは楽しい気持ちになったり自然に言葉を覚えるなどの効果があるといわれています。
【6】手遊び
手遊びはパパやママと赤ちゃんとのスキンシップです。手を動かすことで脳の発達やリズム感を養うことができます。
「一本橋」や「あたまかたひざPON」など、ポピュラーな手遊び歌がたくさんあります。
【7】おしゃべり
喃語が増えてきて、自分から何らかの意思を発するようになります。
赤ちゃんの目を見て相づちを打ったり、話しかけてあげるとコミュニケーション能力を鍛えることができます。
生後5ヵ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
【1】オーボール
オーボールは、柔らかい素材を使った大きな網目のあるカラフルなボールです。赤ちゃんの手でも掴みやすく、色がカラフルなので赤ちゃんの興味をひくようになっています。
もって遊ばせるだけでなく、転がして目で追う練習や首を動かす運動にもなります。
【2】ガラガラ
振るとカラカラと音が鳴るオモチャです。赤ちゃんの手にフィットするガラガラを持たせると自分で振って遊ぶようになります。
最初はママパパが赤ちゃんの目の前でガラガラを振って見せて遊び方を教えるといいでしょう。
【3】お人形
掴む・振る・投げる・口に入れるなど自由に遊ばせることで体を使った動きを鍛えることができます。
倒したらひょこっと起き上がる「おきあがりこぼし」も手の使い方を覚えるのに最適なオモチャです。遊び方を教えてあげるとマネをして遊ぶようになります。
【4】布絵本
読むと言うより、カラフルな色と絵を見る・触るを楽しむ布製の絵本です。
鈴やシャカシャカとなる素材を使っているので音を楽しむことができます。また手触りが柔らかいのでページをめくる練習にもなります。
まとめ
生後5ヵ月になると、人見知りや夜泣きが始まるなど、お世話も次第に大変になってきます。でもこれらは、赤ちゃんが成長している証。
パパやママと遊びながら一緒の時間を過ごすことで、赤ちゃんの好奇心が刺激されたり、コミュニケーション能力が発達するなど、良い影響がたくさん与えられます。そこに知育玩具をプラスすることで、脳の発達がさらにうながされたり、楽しみながら将来の学力にプラスになるチカラも育まれます。
赤ちゃんがお気に入りの知育玩具を見つけて、家族一緒の時間をより実りあるものにしてくださいね。
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