英語上達のカギはヒアリング!子どものヒアリング力を伸ばす方法とは

これまでの英語教育では、「読む」「書く」を中心とした指導になっていました。2020年度からは、「読む」・「書く」・「聴く」・「話す」の4技能をバランス良く伸ばす英語教育に改定された「学習指導要領」が導入されていくことになっています。

英語上達のカギはヒアリング力が握っているといわれます。今回は、子どものヒアリング力を伸ばすポイントと、ヒアリング力アップに役立つおすすめアプリをお伝えします。

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早期英語教育が「耳」にも必要なワケ

「耳の黄金期」は3歳まで!

0~3歳までは「耳の黄金期」と呼ばれていて、一生のうちで最も耳が発達する時期と言われています。

「言語能力」は、耳で聞いたり言葉を発したりすることによって脳細胞が刺激され、活性化したニューロンによって言葉を話すための回路が作られ発達します。脳が急激に発達する乳幼児期に日本語・英語の両言語に触れることができれば、各言語の回路が作られ、発達させることができます。物ごころつく前の時期が、耳から入った情報をそのまま記憶し、英語のまま理解することができるので聴く力・話す力を鍛えるのに適した時期と言えます。

小学校入学以降はでは遅い?

10歳頃になると脳は段々と成熟し、「体験を通して自然に習得」するから「論理的に学習して習得」するように変わってきます。

幼児期のように英語をかけ流したとしても、あらゆる言語を分け隔てなく吸収する時期は過ぎているので、「これは、一体どういう意味なのか?」をいったん理解してから学習します。そのため、まずは単語や文法を学習するといった従来の勉強方法が有効に。ヒアリングの練習も「聞きながら書く」「音声に合わせて口に出す」といった意識的な働きかけを行うと効果があるといわれています。

ヒアリング力が伸びる3つのポイント!

1.「聞く耳」を育てる

乳幼児期に英語の歌をたくさん聴かせて、聴覚を豊かに育てましょう。耳を鍛えるためには、クラシック音楽を聴かせたり、音の出るおもちゃやピアノなどの楽器の音など、さまざまなタイプの音に触れさせることも大切です。

2.英語のCDやDVDを見せる(聞かせる)

英語のCDが付いている読み聞かせ絵本やアニメーションなどのDVDを何度も聞かせたり見せたりしてみましょう。お気に入りの作品があれば、次第に好きなセリフやフレーズを覚えるようになります。毎日、一定時間、英語を聞かせることが重要です。

3.声に出して英語を話す

英語のCD・DVDで覚えたセリフやフレーズ、歌などを一緒に謳ったり、声に出したりしてみましょう。子どもは意識すること、音の響きや強弱をそのままを吸収していきます。声に出すことで、ちゃんと聴き取れているかを確認することができます。

アプリでリスニング力アップ!おすすめ3選

【1】リスニングドリル

アメリカ最大級の講演会「TED」のスピーチや童謡などの動画が教材になっている英語リスニングアプリ。リストから動画・字幕を選び、再生して学習します。政治経済や最新技術、アニメ・童謡といった幅広いコンテンツが用意されていて、再生スピードの変更・リピートなどの機能が付いています。

リスニングドリル:iOS版

【2】Duolingo

米国カーネギーメロン大学のルイス・フォン・アン准教授らが開発した外国語学習アプリ。ゲーム感覚で、学習度に応じたステージをクリアするごとに先に進めます。問題を間違えるとポイントが取られ、ゼロになるとレッスンを続けられなくなるなどドキドキ要素もあり楽しく学習できます。

Duolingo:iOS版
Duolingo:Android版

【3】きいて!さわって!ABC

楽しく遊びながら、アルファベットや英単語の正しい発音・意味を学習できるアプリ。
アルファベット26音を聴く「アルファベットモード」・関係する2つのカードを探すゲーム「ペアモード」・発音された英単語と同じカードを探すゲーム「リスニングモード」の3つのモードがあります。ゲームには制限時間がないので、お子さんと一緒にゆっくり考えながら遊べるようになっています。

きいて!さわって!ABC:iOS版
きいて!さわって!ABC:Android版

まずは楽しむこと

今までの英語は「読み書き」中心の教育でしたが、「聞く・話す」も重要視されるようになり、4技能をバランス良く鍛えることが大切になってきました。

赤ちゃん時代からすでに発達が始まっているといわれるヒアリング力。そう言われるとパパやママは焦ってしまうかもしれませんが、小さな子どもが伸びる原動力になるのは「楽しい!」という気持ちです。歌にしろ、日常生活で使われるフレーズにしろ、まずは親子で楽しみながら使ってみるといいと思います。

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