「3Dプリンター」の登場には、大人も子どもも好奇心をくすぐられたと思います。
樹脂などを何層にも積み重ねて立体物をコピーしたり、設計図を3次元に再現するというこれまでになかった発想で、けれどパパママ世代が子どもの頃から「こんなものがあればいいな」と夢見ていたことを実現した新技術。まだ高価ではあるものの、すでに家庭用の簡易な3Dプリンターも販売されています。
この「3Dプリンター」が、さっそく教育の現場で取り入れられていることをご存じですか?今回は、最新技術×教育という最新の取り組み事例を紹介します。未来の教育の姿が垣間見られる情報をぜひチェックしてみてくださいね。
【イギリス】国を挙げた3Dプリンター教育がスタート
イギリスでは、教育現場に本格的に3Dプリンタを普及させる政策を採っていて、60の学校に順次3Dプリンターの導入を進めています。教育プログラムは、5歳からスタート。14歳までの間に、授業を通してさまざまな最先端技術を学ぶ予定になっています。投入される公的資金は50万ポンド(約7,500万円)。
- 5歳〜7歳:モノの構造と3Dプリンターなどの機器の使い方の学習
- 〜11歳 :スイッチや電球、ブザーやモーターなど実際に電気を使って動くモノづくりを体験
- 〜14歳 :モノづくりの計画立案、3Dモデリング作業、アイデアからデザイン化など、製品開発に関する一連の流れを学習
【フィンランド】総額3万ユーロの3Dプリンター投資
「世界一のIT先進国」といわれるフィンランドでも、3Dプリンターを教育機関に導入するための投資が行われています。
社会福祉や教育の質の高さで日本でもたびたび話題に上る北欧諸国ですが、フィンランドは人口約500万人という小国。ここで、総額3万ユーロ(約395万円)もの公費を主要4都市の学校への3Dプリンター導入費用として創出したというのですから、その力の入れようがわかりますね。近年、STEM教育が注目されていることもこのような投資を実現する後押しになっているようです。
フィンランドでは「3Dプリント技術が社会に与える影響は、インターネットより大きいかもしれない」と注目されています。
【日本】少しずつ教育分野での導入事例が登場
実は、世界一の3Dプリンターメーカーは日本の企業。そこで、最先端技術を持つ日本企業が教育機関とつながり、産学一体の事例が生まれているんです。
「環境は学校が整え、自主的に取り組める」というように、子どもが自分の思い描き設計したアイデアを形にできるように活用しています。通っている子どもは「義手を作成し身体に障害をもった人の役に立つものをつくりたい」など大きな夢をもっています。
今後は新入生向けの説明会やワークショップもっと開催し、3Dプリンターを身近な存在に、3Dプリンターを使える生徒を増やしていきたいといわれています。
好奇心を刺激することが未来の働き方につながる
科学の知識を増やすためには、子どもの好奇心をくすぐり楽しいものだと実感させてあげる必要があります。
まだまだ、一般に普及するには時間がかかるかもしれに3Dプリンターですが、今後多くの学校などで導入が進めば、ますます子どもの科学技術に対する関心を高めることができそうです。
先端技術を取り入れることに積極的な学校を選ぶことは、子どものより良い職業選択にもつながることでしょう。
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