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ピアノとギター!子ども習わせるべき楽器はどちら?

ピアノとギター!子ども習わせるべき楽器はどちら?

子どもに何か習わせたいと考えたとき、真っ先に音楽系の習い事が思い浮かぶパパやママは少なくないと思います。リズム感も良くなるし、楽譜も読めるようになるから学校の授業などで役立ちそう。なにより、発表会などで喝采を浴びる体験をさせてあげられるかもしれない…そんな思いがあるかと思います。

音楽系の習い事というと今も昔もピアノが定番ですが、実は最近じわじわとギター人気が高まっているのだとか。そこで今回は、ピアノとギター、それぞれを習った場合どんな良いことがあるのかを比べてみました。一概にどちらが良いとは言えませんが、「どの楽器がいいの?」と迷っているファミリーはぜひ参考にしてみてください。

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そもそも音楽を習うメリットは?

今も昔も、子どもに音楽を習わせたいと思うパパママは多いようです。ただ、なんとなく音楽を習わせるのは子どもに良いことだろうなとわかるものの、実際にどのような効果があるのかはあまりよくわからないのではないでしょうか。

良く言われるのは「音感が良くなる」ですが、伸びるのは音楽に関わる能力だけでは内容です。

◆伸びる力1 | 言語能力

和音を始めとして、音楽はいろいろな音の要素が複雑に絡み合って発せられます。この音を聴きとる能力が発達すると、言葉を聞き分ける能力も自ずと向上すると言われています。

確かに小さな子どもがことばを発する時、パパやママが言った言葉を真似しますよね。その時「この言葉はこう書くんだよ」と教える人はまずいないのではないでしょうか。そう考えると、耳が良くなる音楽教育が「言語能力」の向上に繋がるというのも頷けますね。

◆伸びる力2 | 運動能力

ピアノにしろなんにしろ、楽器を弾くときはじっと座っていたり立っていたりするものなのにどうして運動能力が育つの?と思います。音楽を聴くことによりリズム感が養われます。そのことによって右脳と左脳の連携がスムーズになるため、運動能力がアップすると言われています。

これは、楽譜を見て音を聴き、それに合わせて手を動かすという複雑な操作を要求されるため、視覚と動作の連携がスムーズにできて、ひいては身体を円滑に動かせることに繋がるようです。

◆伸びる力3 | 感受性

子どもの頃から音楽に触れていると、表現の重要性に気付きます。曲を演奏する時、歌を歌うとき、どのようにすればそこに込められた思いを表現できるのか。その、「いかにこの曲を表現しようか?」と考え想像する行為の繰り返しで感受性が豊かになると言われています。

東大生の実に6割が幼少期に何かしら音楽系の習い事をしているという結果が出ています。上記のメリットと合わせても、音楽系の習い事が子どもにとって良いことがわかると思います。

ピアノとギターそれぞれの特徴は?

では、ピアノとギターをそれぞれ習い事として始めた場合、子どもにとってどんなメリットがあるのでしょう?気をつけたい注意点についても一緒にまとめてみました。

◆ピアノ

習うメリット
  • 他の楽器と比べて、計画性や社会性、問題解決能力、運動能力、言語能力などの知能である人間性知能を特に高められると言われている
  • 音感が身につく
  • 椅子に座って演奏することで、子どもに落ち着きを持たせることができる
  • 演奏次第で音に深みを出せるため、想像力や豊かな心を育てることができる
注意ポイント
  • 購入にお金がかかる
  • ピアノ自体が大きいため、家での練習場所の確保に困る場合がある
  • 時間帯や住宅環境によって、騒音を気にしなければいけない

◆ギター

習うメリット
  • 親しみやすいポピュラーな楽曲から取り組みやすい
  • ピアノと比べて安価で購入できる
  • 家族や友達と一緒に楽しみながら楽器に親しめる
  • 置く場所をあまり気にする必要がない
注意ポイント
  • 基礎の段階をクリアしにくく、覚えるための期間が他の楽器より長くなる
  • 弦を押さえるために手指を大きく広げなくてはならないため、慣れるまでは多少の困難を感じてしまう

【番外編?】打楽器も教育効果が高い?

今や押しも押されぬシンガーでアクターの星野源さんは、9歳からドラム教室に通っていたそうです。ドラムは打楽器だから今回のテーマとは無関係なのでは?と思われるかもしれませんが、ピアノも鍵盤を叩いて音を出す楽器です。つまり打楽器の要素も併せ持っているといえるんです。

打楽器にもドラムスや和太鼓、パーカッションなど、習い事としての種類もさまざまですが、その多くがどれもが叩くだけで音が出るもの。打楽器には音階がない分、屈託なく楽しめるという魅力もあります。

ごはんを食べる時にいつも食器を叩いて喜ぶ子どもに困っている家庭もあると思いますが、もしかしたら才能の種かもしれませんよ?

奏でる楽しさはどちらも同じ!

ピアノとギターそれぞれのメリットと注意点をまとめましたが、どちらを学んでも子どもにとってプラスになることがたくさんあるようです。

習っている子どもが楽しく続けられるのであれば、どちらが良いなど優劣をつける必要もありません。家庭環境や子どもの性格、嗜好などに合わせて、習わせる楽器を選びましょう。

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