今、小学校の授業が難しくなっているのをご存知ですか?出される課題の量が増え、英語やプログラミングなど新たに授業の仲間入りをする教科も加わります。総授業数が大きく変わることはないので、授業あたりで吸収する知識量はどんどん多くなっています。
きっと多くのパパママが「うちの子、ついて行けるの?」と気になっていると思います。大切なのは、子どもが授業において行かれている!と気づいたときにどう対応するのか?ということ。対策次第でまだまだバンカイも可能です!
2020年に新学習指導要領が導入される前に、家庭での対応法をしっかり考えましょう!
子どもが授業について行けなくなる原因は?
子どもが勉強につまずいてしまう時期はそれぞれです。1年生のうちから漢字を覚えられない子もいれば、2年生の九九でつまずく子、中学年から始まる理科や社会の暗記に辛さを感じている子など、子どものタイプや特性によっても異なります。
ここでは、一般にいわれている学校の授業についていけなくなる原因をあげてみましょう。
1.「基礎」が身についていない
低学年うちは、予習・復習をしていなくても授業の内容がたやすくわかってしまうことが少なくありません。そのため、「わかった」と感じていた単元の理解が、実際には浅かったということが往々にしておこります。
どんな学習でも「基礎」が大切であることは言うまでもありません。各教科の基礎をきちんと理解していないために、だんだん理解できない授業が増えていき、気が付いた時には取り返しがつかなくなることがあります。
2.家庭で学習する習慣がない
学校の授業の復習・定着も兼ねて、各教科で宿題が出されます。家庭学習の習慣づけをするために「宿題+自主学習」の提出を義務づけている小学校もあります。けれど、友だちとの遊びを優先したり、怠けゴコロに負けたりして徐々にその提出回数が減っていくと、当然、毎回提出している子どもたちとの理解度や進捗度に開きが出てきてしまいます。
成績の良い子どもは、ほぼ間違いなく家庭学習の習慣があります。1日10分からでも毎日机に向かう習慣をつけた方がいいでしょう。
3.集中力がない
小学生の集中力は意外と短く「学年×10分程度」といわれています。授業は45分〜50分なので、低学年の子どもは授業の半分以上は集中できていないことになります。その授業が1日に4コマも5コマもあるのですから、1回の授業を聞くだけですべての内容を理解できているはずがありません。だからこそ、家庭学習が大切になってくるのです。
楽しいゲームには平気で2時間以上興じられるのだから、集中力は眠っているはず。勉強=楽しいという図式を作ってあげることがカギになりそうです。
まず、子どもの「理解度」を確認しよう
授業についていけなくなる原因はさまざまですが、小学校の授業でつまづいたヵ所をそのままにしてしまうと、中学、高校の勉強にも確実に影響がおよびます。子どもが学校の授業についていけてないと感じたら、子どもの“理解度”から確認してみましょう。
小学校の勉強は基礎の積み重ねですから、まずはどこまで理解できていたのかをさかのぼって確認してください。
今、小学5年生だとしてもつまづきの原因が3年生の“分数”にあることもあります。子どもに苦手な単元をヒアリングしながら、丹念にそのヵ所を探って行きましょう。わからない場合は市販の学力テストを利用したり、塾の先生を頼るなどしても良いでしょう。
どこまで理解していたのかが判明すれば、遅れた分は十分取り戻すことが可能です。
子どもが進んで学習するようになるには?
子どもに「勉強しなさい!」と叱りつけてるだけではやる気が出るはずがありません。では、自ら進んで勉強するようになるにはどうしたら良いでしょう?
先にも述べた通り、子どもは「楽しい」と思えることには率先して取り組みます。つまり、「勉強=楽しい」という図式を作ってあげることが必要です。子どもが勉強のなかで「楽しい」と感じる瞬間。それは、わからないことが「わかった!」とき、難しい問題が「とけた!」とき、解いた問題が「あたった!」ときではないでしょうか。
人間はだれしも出来る喜びを持っています。「わかった!」「できた!」を多く経験させることで、いつのまにか子ども自ら「もっと知りたい!」「もっとできるようになりたい!」という意欲を持つようになって行きます。
パパとママは、そうなっていくまでのプロセスを伴走してあげる役目を担ってください。問題が解けたら褒める、前にできなかったことができるようになったら褒めるなど、子どもに関心を示し「いつでも見守っているよ」というサインを送り続けることが大切です。
授業についていけない=勉強ができない子じゃない
子どもが授業についていけなくなると、「我が子は勉強ができない子なの?」と思ってしまうパパママもいると思います。けれど、多くの場合は正しい勉強のしかたを知らないだけなのです。保護者が必要以上に深刻になるのはやめましょう。
「正しい勉強のしかた」といっても、その方法は子どもによって異なります。つまり、その子にあった「正解」を見つけることができれば、すぐに授業を理解できるようになって行きます。
また、子どもは口に出さなくても授業についていけないことに悩んだり傷ついたりしています。授業についていけないことを怒ったり、他人と比べたりすることは避けましょう。
まだ小学生なら必ず挽回できる!
小学校の授業の内容はすぐに取り返すことができます。ポイントをもう一度おさらいしてみましょう。
まずは、親子でこの2点にしっかりと取り組みましょう。プレッシャーを与えず、怒らず、見守ってあげることで、子どもは勉強に対してポジティブなイメージを持ってくれることでしょう。
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