
- はじめたきっかけについて
保育園時代から絵画・工作についてはとても好きな子で、暇な時間があるとお絵描きをしたり、積み木をしたり、段ボールを切ってなにか作ったりというのが得意な子だったのもありますが、小学1年生の夏休みに作った絵画作品がコンクールに受賞したのを皮切りに「どういう風に作ったらいいか」と相談されることが増え、ちゃんと先生に師事したほうがいいなと感じてお絵描き教室を探していました。折よくママ友から近くに画塾があると教えてもらい、体験教室に行ったのですが、場の雰囲気に飲まれることもなく、集中して黙々と描きすすめる姿を見て、その場で入会を即決しました。先生夫妻は彫刻メインの方なので、工作が6、絵画が4といった状態ですが、デッサンは好きじゃないという娘にも的確なアドバイスを与えてくださるので、本人は「他のも先生に見てもらうんだ」と意欲的に取り組んでいます。
- 子供が出来るようになった/変わったことについて
表現の幅が一人で作らせている時に比べると広がったように感じます。各時間にお題があって作ることが多いようですが、異年齢の子の作品も見ながら、自分自身好きな事をやらせてもらえるスタイルなので、「今日はミニチュアを作って先生に驚かれたよ」とか、「今日は絵を書いてみたよ」とか、一人で作っている時は「できないーーー!」と癇癪を起こすこともあったのがかなり減りました。
- 子供が楽しそうだったか
コンクールに出すためのノウハウを教えるための教室というより、趣味の延長上で教えてもらったり、アイディアを分けてもらったりといった具合のお教室なので、新しい刺激が多くて通うのが楽しいようです。
「今日の作品は先生にも気に入ってもらった!」と満足そうに帰ってきます。
- 親としてうれしかった/気になったことについて
子どもと先生の相性が良かったのが一番の満足どころです。先生の考えを押し付けるのではなく、その子なりのよくできているところや、頑張って作ったところを褒めてのばす方なので、親目線で見ていても安心感があります。また、他の面だと画塾にしては破格なお安さなこと。材料もビーズや粘土は買ったもので賄うことが多いですが、その材料費を考えてもリーズナブルです。
- このスクールの雰囲気について
曜日にも寄りますが異年齢の子が集まることが多いので、イレギュラーで火曜日の夕方に連れてった時はお姉さん、お兄さんに囲まれて、はじめこそちょっと不安そうにしていましたが、迎えに行く頃にはすっかり馴染んでました。普段行くことにしている土曜日は逆に低年齢から同年齢が多いのでワイワイとやっているようで、「落ち着いて取り組みたい時は火曜日」「みんなとワイワイやりたい時は土曜日」といった具合に本人も場合分けして通っています。
- コース・カリキュラム・指導内容について
「アトリエどんぐり」のコースとしては1コースのみで、その日毎にお題があって、かぼちゃを粘土で作ったり、オクラでスタンプを作って描いたりと、「学校の図画工作の延長みたい」という印象です。そのため、美術系の学校を目指そうとしている子には、少しカリキュラムが弱いかもしれませんが、純粋にお絵かきや工作が好きで、自己表現の場を確保してあげたいなというのなら、年齢を問わずに取り組めるのでいいカリキュラムだと思います。また、カリキュラム外のことも、その子がやりたいと思ったことをやらせてくれるので、子どもにとっては楽しい時間ではないかと思います。
- 施設・設備について
大きな造作物の作成は厳しいです。また、過去の子どもたちの作品が溢れているので、整然としたお部屋や、座席が固定性でもないので、綺麗好きな子や、決まった曜日に決まった席でやりたい子にはストレスがかかるかもしれません。
ただ、逆に貸し教室ならではの「汚しちゃいけない」というプレッシャーが少ないのはメリットには思います。
- 改善を希望する点
良いところは子供がのびのびと創作活動に打ち込めるところ。要望をあげるとしたら、現金を月謝袋に入れて支払いなので口座振替や電子決済で支払えたらいいのになあとは思います。
- 通っている/いた期間: 2023年8月から