日本棋院函館支部【囲碁・将棋】 本校

きっかけはコロナ禍です。家族と過ごす時間が増えたので、ボードゲームを買いました。最初はオセロをやっていたのですが、それもどんどん大人に勝つので飽きてきました。それは将棋やチェスもできる物だったので、自然と自ら将棋をやるようになりました。そこから図書館で関連本を借りて独学で覚え、それからネット将棋をするように。それでも対人間とやりたい欲がどんどん出てきて、誰彼構わず対局しようと声をかけていたようで、それがちょっと度が過ぎており、児童館のスタッフが困ってる様子だったので、すぐに教室を探してその日から将棋センターに毎日通うようになりました。

そもそも性に合っていたようで、メキメキと上達し、今では二段。そろそろ三段にと言われるところまで来ました。とにかく将棋の勉強なら学校の勉強より楽しいと言っています。周りは大人ばかりですが、人見知りだった息子も全然気にせず中に入って談笑している姿を見ると本当に変わったなと思います。本人はプロになりたいと励んでおり、それを知ったアマ五段の方が研修会入会の為に毎週自宅で指導対局をしてくれています。大人の方々に手助けしてもらいながら前進していることを実感します。

棋力の高い人達と対局することを心底楽しんでいるようで、特に週末たくさんの人が来ることを楽しみに通っており、13時から17時まで目一杯やれるところまでやっています。学校より楽しいらしいです。

そのような息子の姿や言動を見ていると、本当に大好きなものを見つけたのだなと感じます。子供のうちからやりたいことを見つけるのは難しい。それでも見つけた息子を誇らしく思います。色々な大会参加やプロの方の指導対局など、今まで私が興味の無かったことも同時に教えられました。

センターで指導してくれている方には最初の１年間本当にお世話になりました。平日はあまり人が来ないので2人きりということも多々あり、濃密な時間だったと思います。今は棋力が上がり、平日はあまり行かなくなりましたが、やはり一番最初のお師匠さんなので感謝は忘れないように息子にも伝えております。

二段くらいまでは良いのですが、棋力がついてくると教えてくれる人に勝つようになり、もっと強い人を探してもなかなか来てくれません。気力の高い人たちが来るのは月に一度の例会くらい。あとは大人に混じって年に数回大会参加というくらいで、本人そして私たち親もどうしたものかと思っています。

予算も無いようなので仕方がないですが、外見からもかなり古めかしく新規で通いたいと思われないだろう雰囲気があります。冬はストーブをがんがんつけているから平気なのでしょうが、夏場はエアコンもなく扇風機で猛暑の時は熱中症にならないかと心配になる。

会費が現金制なのでカードなど他の決済方法があればなと思っています。