公文書写【習字・書道】 堀・渡里教室

両親共に字がきれいではなく、子どもには恥ずかしい思いをさせたくないと思っていました。自己流の変な癖がつく前に始めた方が良いと考え、そろそろかなと思っていた頃、近所に教室が開講するというチラシを見て、体験教室に参加しました。子ども自身がやってみるというので始めました。

中学2年生になった今、きれいな字を書くことが出来、本人の自信になっているようですが、保育園の頃には「やりたくない」と泣いたり「やめてもいいよ」と言うと「やめない」と泣いたり、大変な時期もありました。

子どもの気持ちに寄り添い、宿題の量を加減したり、励ましのことばやおほめのことばをかけていただいたりして、継続することが出来ました。

自分の字に自信を持つことが出来、続けることの意義を実感しているようです。検定での評価も嬉しく思っているようで、励みになっています。学校の長期休暇に出る、かき初めやその他の習字の宿題にも対応していただいて親としても助かりました。

同じことを繰り返しやることがあり、うちの場合にはそれが力につながったと思いますし、良かったと思いますが、その子によってはやる気を削ぐこともあるかもしれません。丁寧に指導していただいて良いのですが、待ち時間が長いのが残念です。

開講当時は古い市民センターの和室であまり雰囲気はよくありませんでした。トイレも小さい子には慣れない和式で、親が手伝うにも個室が狭く、大変でした。途中から状況は良くなりましたが、ひとりひとりのスペースは狭く、コロナ禍では心配もありました。

開講曜日が少ないのは少し不便です。他の習い事との調整が大変なこともありました。でも、指導していただく時間が固定ではなく幅があるので下校時間の変動に合わせて通うことが出来て良かったです。

先生は「ほめる」「叱る」「励ます」を状況に応じてして下さり、良かったと思います。同じ教室の中に３才くらいの小さな子から大人までいて、なかなか他の習い事には無い環境でした。また硬筆、毛筆、ペン字をやっている人が混在しているのも、他には無い状況かなと思います。ただ、先生はおひとりなので待ち時間が長いのが残念です。