合気道は空手、柔道、剣道と並んで有名な武術ですよね。そんな合気道をお子さんに習わせようか検討しているママさんパパさんのために、今回は習い事としての合気道について調べてみました。合気道を習うメリット・デメリットから月謝相場、平均費用もご紹介します。
合気道とは？
そもそも、合気道とはどのような武術なのでしょうか？合気道は古来から続く柔術を源流とした、戦後の1948年に文部省に認可された比較的新しい武道です。合気道は相手の攻撃に対して投げ技、または固め技にて応じるのが基本であり、その技は相手の力を利用してかけられます。理念として、武力によって勝ち負けを争うことを否定しているため試合は行われず、稽古のみとなります。
力をあまり必要としないその特徴から、老若男女問わず、誰でも気軽に始められる武道として人気を集めています。最近では護身術として若い女性が合気道を始めるパターンも増えてきており、これからますます人気に拍車がかかると言えるでしょう。
合気道を習うメリット・デメリット
合気道を習うことで得られるメリット・デメリットを紹介します。
合気道を習うメリット
合気道では身体の柔らかさが求められます。ですから、身体のまだやわらかい子供は、技術を習得するのに優れています。逆に大人になってから合気道を習おうとすると難しいということです。
合気道は礼儀作法を重視する武術です。源流に日本伝統の武道である柔術があるから当然ですね。ですから、教室では礼儀作法について一から学ぶことができます。また、目上の人を敬う態度を学ぶこともできますよ。この目上の人を敬う態度を習得する事は非常に重要です。最近は大人でも敬語が使えない人が増えているので、子供の頃から礼儀や敬語を身に着けていきたいですね。
合気道では、相手と力比べをすることがありません。基本、稽古だけです。ですから、他の武道と比べて重い怪我をすることもないですよ。だから子供にも安心して習わせることができます。ただし、稽古で相手役の人がふざけたりすると怪我をするリスクは高まります。
合気道を習うデメリット
合気道は、空手と違って一人稽古ができません。なぜならば、技は全て相手のかけてきた技を利用するからです。ですから、お家で一人で練習したりすることができません。
合気道は段級制です。道場や教室によって異なりますが、ある一定数の稽古日数と回数をこなさなければ、昇段昇級の許可を貰うことができません。個人差もありますが年に1級ずつ上がってゆくのが一般的な昇級スピードです。
合気道の月謝相場・平均費用は？
合気道を習う上でかかる月謝の相場や、平均費用気になりますよね。実際、どのくらいの値段なのでしょうか？
結論からいうと、合気道にかかる値段は安いです。
合気道の月謝相場は安く、公民館などだと月2500円〜できる場合もあります。高いところでも6000円程度です。
また、費用としては袴が必要になりますが柔道・空手の道着でも対応することができ、値段も1万円もかかりません。木剣、杖が必要な教室もあり、その場合は1本1万5000円程度になります。
子供のやる気も確認しよう！
全ての習い事に言えることですが、始める前に子供が本当にやる気があるかどうかの確認も重要です。ですから、合気道をやる気があるのか確認しておきましょう。
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