今回は、大阪府を中心に展開する『めいりんきっず』の代表取締役・高木俊之先生と、学童事業部主任・北窓多嘉子先生に取材してきました。創業25年の教育ノウハウを持つ高木先生と現場を知り尽くす北窓先生が、自走する力と生活習慣を育む放課後教育の秘密に迫ります。
【プロフィール】
高木俊之 めいりんきっず 代表取締役/北窓多嘉子 学童事業部主任
創業25年にわたり、学習塾、英会話教室、学童保育を運営中。
10秒でわかる!この記事のポイント
✅ 創業25年の塾・英会話の指導ノウハウを結集!専門講師の対面レッスンと預かりを両立した民間学童保育
✅ 「その日の宿題は教室で完結」必要以上に手助けせず、自分のことは自分でする自立心を育む
✅ 異学年交流で自発性が身につき、平日に習い事も完結するため、週末は家族の時間を豊かに過ごせる
スタッフの福利厚生から誕生!塾・英会話の25年のノウハウを活かした民間学童
―長年にわたり学習塾や英会話教室を運営されてきた中で、学童保育事業『めいりんきっず』を立ち上げられた背景を教えてください。
もともとは、長く一緒に働いてくれているスタッフの福利厚生がきっかけでした。
自社の教育サービスを受けてもらっていたスタッフの子どもたちが小学生になった際、単なる習い事の場だけでなく、「親が安心して働けるよう、子どもを安全に預けられる場所」が必要になったのです。
それなら、私たちが長年培ってきた学習塾や英会話教室の教育ノウハウと、預かりの機能を組み合わせるのが一番だと考えました。
そうすれば、スタッフはもちろん地域の保護者様のニーズにもお応えできると考え、民間学童保育として立ち上げました。現在は1年生から6年生までをお預かりし、放課後を安心して楽しく過ごせる「第二の家」を目指して運営しています。
「宿題はすべて教室で終わらせる」徹底サポートと、自立を促す1日の流れ
―学童保育での放課後の過ごし方について、1日の具体的な流れや指導のこだわりを教えていただけますか?
現場では、子どもたちがメリハリをつけて過ごせるよう、日々のルーティンを大切にしています。具体的なタイムラインとしては、以下のように進みます。
・小学校へお迎えに行き、教室に入室
・まずはおやつの時間でリフレッシュ
・宿題の時間(45分間)
・少しの自由時間を挟む
・専門講師による習い事(1日1つ受講)
・お迎えまで自由時間
・ご帰宅、またはお帰りサポート出発
このように、習い事だけでなく「宿題の時間」をしっかりと組み込んでいるのが特徴です。
経営側としても、「その日の学校の宿題はすべて『めいりんきっず』で終わらせる」ことを最大の強みとして掲げています。
毎日45分間の宿題時間を設け、全員がやりきるまでスタッフが伴走します。
放課後に宿題がすべて終わっていれば、帰宅後に「早く宿題しなさい」と叱る必要がなくなり、週末やご自宅で家族でゆっくり過ごす時間を作ることができますからね。
ただ、私たちが大切にしているのは、手取り足取り教えることではありません。
「自分のことは自分でする」という自立を促すため、必要以上に手を出さないようスタッフ間で意識を統一しています。
また、習い事の時間には、英会話、そろばん、習字、ダンス、英語プログラミングなどの中から1日1つ、専門講師による対面ライブレッスンを受講します。各習い事では検定やテストを実施し、レベルアップが目に見えることで子どもたちの自信に繋げています。
ベテランから若手まで揃う温かさと、異学年で育む思いやりの心
―教室内の雰囲気や、スタッフの皆さんと子どもたちの関わり方についてはいかがでしょうか?
利用日の多いお子さんは毎日放課後の長い時間をここで過ごすため、お家のような安心感を持てる雰囲気づくりに努めています。
当教室には、60歳を超えるベテラン先生から現役の大学生まで幅広い年齢層のスタッフが在籍しています。
子どもたちは、ベテランスタッフには本当のおじいちゃんに甘えるように接して生活の知恵を学び、時には厳しく指導してもらいます。一方で若いスタッフとは感性が合うため、お兄ちゃん・お姉ちゃんのような感覚で一緒に全力で遊んでいます。
また、1年生から6年生まで、小学校ではなかなか交わらない異なる学年や、違う小学校の子どもたちが年齢関係なく仲良く過ごしています。高学年が低学年の面倒を自発的に見てくれるなど、いい意味での上下関係が築かれています。
「高学年」の自覚で掃除まで主体的に!自走する子どもの成長エピソード
―通われているお子様たちの成長で、現場で特に印象に残っているエピソードはありますか?
1年生の時から通ってくれている子が、学年が上がるにつれて目に見えて頼もしく成長していく姿にはいつも驚かされます。
最初は言われないと宿題ができなかった子でも、高学年になると自分のやるべき宿題を言われなくても自分からやるようになります。
長期休みのアクティビティでも、班のリーダーとして進んでみんなをまとめ、手助けしてくれます。
特に感動的だったのは、この夏休みに高学年の子どもたちが主体となって、係決めから教室のお掃除まで自分たちでやってくれたことです。
自分たちの使う教室を自分たちで掃除する姿を見て、当教室の外国人講師たちも「自国では見られない、日本独特の誇れる教育文化だ」と大変驚いていました。「高学年」という意識が芽生え、自律していく姿は本当に逞しいと感じます。
【Pick Up Q&A】保護者様からのよくあるご相談
Q1. 小学校までのお迎えで、車にきちんとお子さんが乗れるか心配です。
A1. 「きちんと送迎車に乗れるか」というご質問は圧倒的に多いです。
ご不安を取り除くため、事前にお迎え場所やドライバーが着用する服をお手紙と口頭で詳しくご説明し、入学式当日にはお子様と一緒に待ち合わせ場所をご確認いただいています。また、お子様が教室に入室した際にはIDカードで入室通知が届くシステムを導入しております。
Q2. 初めて習い事をする子や、少し内気な性格のお子さんにはどう接していますか?
A2. 1年生や新入会のお子様は、フリーの時間に一人になっていないか気にして見守ります。
スタート時期である春休みには、全員でできる遊びをプログラムに入れ、自然に楽しめるよう計画しています。
慣れてきて性格が分かってきたら、読書が好きな子には読書の時間を作り、輪に入りたい子には声をかけやすい雰囲気を作るなど、その子に合わせた見守りを行っています。
Q3. どのようなご家庭におすすめですか?
A3. 共働きで放課後の安全な居場所が欲しい方はもちろん、「習い事をさせたいがお仕事で送迎ができない」「小学校の学童では時間を持て余してしまう」「学校の学童に入っていないので長期休みだけ預けたい(短期会員)」という方に特におすすめです。
Q4. 教室を選ぶ際に、保護者が見るとよいポイントはどこでしょうか?
A4. 「学童で過ごしている時間を有効に使えているか」という視点が大切です。
また、悪天候による警報発令で朝から休校になったり、登校後に途中下校になったりした際にも、しっかり子どもを預かる仕組みがあるかどうかが、他にはない安心のポイントになります。
【メッセージ】
親御さんにとってもお子様にとっても、放課後安心して過ごす場所として預けていただける学童を目指しています。
外の環境で過ごすことで、自分の得意なことや楽しみ、仲間を見つけて豊かに成長してほしいと願っています。放課後の時間が「楽しい!」と思えるような学童にしたいです。
習い事はすべて、専門講師との少人数対面授業で着実に力を付けられます。ぜひ一度、お気軽に教室の雰囲気を見にいらしてください。








