東京都と千葉県を中心に活動する「Ciel Starチアダンススクール」 。代表の相原優衣氏は、世界大会優勝の実績と8年の指導経験を持ち 、技術と心を育てる本格的な指導を実践しています。
本記事では、基礎を徹底するレッスンの仕組みや、挫折を乗り越え金メダルを獲得した生徒たちの成長エピソードをインタビュー。保護者向けのQ&Aも交え 、「がむしゃらに挑戦する力」の育て方に迫ります。
【プロフィール】
相原 優衣 Ciel Starチアダンススクール 代表
競技者として世界大会優勝を経験。8年間にわたり幼児から高校生、大人まで幅広い年代への指導実績を持つ。
【競技実績】
幼少期よりバレエ、新体操、ダンスに取り組み、高校のダンスドリル部でチアダンスに出会う。数々の大会へ出場し、世界大会優勝を経験。
10秒でわかる!この記事のポイント
✅世界大会優勝の実績がもたらす本格指導:世界大会での優勝経験を持つ相原代表が届ける、「可愛いだけで終わらない」技術と心を育てるチアダンス指導です
✅「自分で考え、やり抜く力」の土台を作る:レッスンの大半を基礎とテクニックの習得に費やし 、将来の財産となる「非認知能力」を育みます
✅挫折を乗り越えた「がむしゃらな努力」:全国大会出場を逃した悔しさをバネに 、別の大会で金メダルをもぎ取った生徒たちの熱い成長ドラマは必読です
安定した公務員の職を辞してでも、子どもたちに伝えたかったこと
―相原先生は、約5年半勤められた市役所を退職して指導者の道へ進まれたそうですね。スクールを立ち上げるに至った背景からお聞かせください。
はい。公務員として働きながら競技チアを続け、ボランティアで子どもたちへの指導を始めたのがきっかけでした。
最初は自信がなくて人前に立てなかった子が堂々と踊れるようになったり、できなかったことを何度も練習して成功させたりする姿を見るのが本当に大好きで、指導に大きなやりがいを感じていたんです。
一方で、指導を続ける中で「もっとこうしてあげたい」「もっと一人ひとりと向き合いたい」という想いも強くなっていきました。私はただダンスの技術だけを教えたいわけではありません。努力することの大切さや仲間と協力すること、目標に向かって挑戦することの楽しさを伝えるために、自分自身の理想とする環境をつくりたいと考え、退職を決意しました。
―「頑張ることを楽しめる場所」をご自身のインフラとして整えられたのですね。
そうですね。立ち上げ当初は少人数からのスタートでしたが、「頑張ることを全力で楽しめる場所をつくりたい」という想いは今も変わっていません。子どもたちには、ただレッスンに通うだけではなく、夢中になれるものを見つけてほしいんです。仲間と切磋琢磨しながら成長し、その先で結果をつかむ喜びも経験してほしいと考えています。
「可愛いだけで終わらない」――子どもの可能性を信じるからこその真剣勝負
―スクールの理念である「可愛いだけで終わらない、本格的なチアダンス指導」という言葉には、どのような指導方針が込められているのでしょうか。
私は、ただ振付を真似させて技術を教えるだけの先生ではいたくないと思っています。
レッスンの中では、できなかったことをそのままにせず、「なぜできないのか」「どうしたらできるようになるのか」を一緒に考え、できるまで向き合うことを大切にしています。
また、ただ褒めるだけの指導もしません。間違っていることは間違っていると伝え、正しい形や方法をしっかり教えます。
子どもたちはまだ経験が少ないからこそ、自分では何が正しいのか分からないこともたくさんあります。
「頑張っているから大丈夫」で終わらせるのではなく、頑張っているからこそ正しい方向へ導いてあげることが指導者の役割だと思うんです。
―時には厳しく感じられる場面もあるかもしれませんね。
そうですね。しかしそれは、子どもたちの可能性を本気で信じているからこそです。できないまま終わらせるのではなく、できるようになってほしいという想いで真剣に向き合っています。
もちろん、褒めるべき時は全力で褒めます。誰よりも努力していたこと、勇気を出して挑戦したこと、昨日より少し成長できたこと。そんな小さな変化や積み重ねを見逃さず、認めてあげることで、子どもたちの中に本物の自信が育っていくと考えています。
徹底した「基礎づくり」のタイムラインと、能動性を引き出す声かけ
―実際のレッスンはどのような流れで進められているのですか?
Ciel Starでは、子どもたちが長く成長し続けられるための土台づくりを何より大切にしています。
そのため、典型的なレッスンのタイムラインは次のように構成しています。
- 準備運動・トレーニング(10〜15分):怪我の予防だけでなく、正しい身体の使い方を身につけます。
- 基礎練習・テクニック練習(20〜30分):アームモーション、ターン、ジャンプなど、一見地味に見える練習を繰り返し行い、確かな技術を習得します。
- ダンス練習(後半):発表会や大会前にはこの時間を増やしますが、平時は基礎の習得に大半の時間を割きます。
「ダンススクールなのに振付練習の時間が少ない」と感じる方もいるかもしれませんが、振付をより綺麗に、かっこよく踊るためにはこの基礎が不可欠なんです。
―レッスン中の子どもたちの様子や、雰囲気はいかがでしょうか。
向上心の高い子が非常に多いです。アドバイスされたことをただ聞くだけでなく、「やってみよう!」とその場ですぐに挑戦し、できないと悔しがって何度も練習する姿が自然に見られます。
レッスン中は私から答えをすべて与えるのではなく、「どうするんだっけ?」「前に伝えたポイントは覚えている?」と問いかけ、子どもたち自身に考えてもらうことを大切にしています。ただ言われたことをこなす受け身の姿勢ではなく、自分で気づいて行動できるようになるためです。楽しむ時は思い切り楽しみ、本気で頑張る時は本気で頑張るという、メリハリのある前向きな空気が流れています。
予選敗退の挫折を乗り越えて。掴み取った金メダルと「非認知能力」の価値
―これまでの指導の中で、特に印象に残っている生徒たちの成長エピソードがあれば教えてください。
直近の大会クラスの子どもたちのエピソードです。彼女たちは全国大会出場を目標にずっと頑張ってきましたが、予選大会で思うような結果が出ず、切符を逃してしまいました。悔しくて涙を流し、壁にぶつかりながらも、一歩ずつ前に進んできた姿をずっと見てきたので、「これだけ頑張ってきた子どもたちに、どうしても結果という形を残してあげたい」と、私自身も指導者として大きなプレッシャーを抱えていました。
別の大会への出場を決め、演技構成の変更など厳しい練習にも、子どもたちは前を向いて全力で取り組んでくれました。そして迎えた本番、今までの練習の成果をすべて発揮し、見事に金メダルを獲得することができたんです。
―素晴らしいドラマですね!結果発表の瞬間はいかがでしたか。
子どもたちの笑顔を見た時は本当に胸がいっぱいで、今でも忘れられません。金メダルという結果はもちろん嬉しかったですが、それ以上に「悔しさや挫折を経験しても諦めずに努力を続け、その努力が報われた瞬間」に立ち会えたことが何よりの財産です。私が日頃から伝えている「頑張ることをがむしゃらに全力で楽しむ」という言葉を、子どもたち自身が体現してくれました。結果以上に、そこにたどり着くまでの努力や挑戦の過程そのものに大きな価値があるのだと、改めて実感させられました。
―そうした経験を経て培われる力は、ダンスの枠を超えて生涯の力になりそうですね。
本当におっしゃる通りです。柔軟性やリズム感といった技術だけでなく、最後までやり抜く力、挑戦する力、自分で考えて行動する力、協調性、自己肯定感といった「非認知能力」がチアダンスを通して身につきます。
チアダンスでは、最初から何でもできる子はいません。それでも何度も練習を重ねて「頑張れば成長できる」という感覚を掴むこと。ここで培った力は、学校生活や受験、就職など、将来子どもたちがどんな道に進んだとしても、必ず役に立つ大切な財産になると信じています。
【Pick Up Q&A】保護者様からのよくあるご相談
Q1. うちの子は体が硬いのですが、大丈夫でしょうか?
A1. まったく問題ありません。柔軟性はこれからの積み重ねで必ず伸ばせます。
実際、入会当初は前屈で床に手がつかない子もたくさんいます。日々のレッスンでの継続的なトレーニングに加え、Ciel Starでは専門知識を持つプロ講師をお招きした「柔軟性向上特化ワークショップ」も開催しています。大切なのは今の硬さではなく、「できるようになりたい」という気持ちです。
Q2. 周りの子たちのレベルが高く、うちの子の集中力でついていけるか心配です。
A2. 体験時の技術や集中力だけで判断はしません。日々の習慣の中で育っていくものです。
今、真剣にレッスンを受けている子たちも、入会当初は話を聞くのが苦手だったり、列に並ぶのが難しかったりした子がたくさんいました。仲間たちの姿を見ながら続けるうちに、「最後までやり切る習慣」が少しずつ身につきます。私たちは今の姿ではなく、これからの可能性を大切にしています。
Q3. 初めての習い事なので、少し内気な我が子が馴染めるか不安です。
A3. お子さまと同じ目線に立ち、無理のないペースで信頼関係を築いていきます。
最初は保護者の方から離れられなかったり、挨拶ができなかったりするのも当たり前のことです。レッスン前にお子さまの持ち物や服のキャラクターから会話を広げるなど、まずは「安心できる環境」を作ることから始めます。無理に前に出させるのではなく、小さな成功体験を積み重ねて自信を育てていきます。
Q4. どのようなお子さんに特におすすめのスクールでしょうか?
A4. チアを基礎からしっかり学びたい子、何かに夢中になる経験をしてほしい子におすすめです。
世界大会優勝の経験を活かした「本格的な指導」を行いますので、基礎からテクニックを学びたい子、ターンやジャンプを上達させたい子、大会などの目標に向かって頑張りたい子に最適です。入会者の多くは初心者からのスタートですので、今技術がなくても「上手になりたい」という気持ちがあれば大歓迎です。
【メッセージ】
習い事を選ぶとき、「うちの子に合うだろうか」「続けられるだろうか」と不安を感じるのは当然のことだと思います。これまで多くの利どもたちと出会ってきましたが、最初から自信満々で何でもできる子はほとんどいません。誰もが不安や課題を抱えながら、一歩を踏み出しています。
だからこそ私は、「今できるかどうか」よりも、「やってみたい」という気持ちを何より大切にしています。子どもたちの可能性は大人が思っている以上に大きく、最初はできなかったことができるようになったときの成長スピードにはいつも驚かされます。
Ciel Starは、ただ楽しいだけでも、ただ厳しいだけでもありません。一人ひとりと真剣に向き合い、「頑張ることを全力で楽しめる環境」を用意しています。 お子さまに何か夢中になれるものを見つけてほしい、本気で努力する経験を通して自信をつけてほしいと思われましたら、ぜひ一度体験にお越しください。お子さまの「できた!」という笑顔と確かな成長を、私たちが全力でサポートいたします!














