習い事の送り迎えは親にとってはなかなかの負担。毎週レッスンがあったり、複数習い事をさせていたりすると余計に、「早く一人で行けるようにならないかな…」と思ってしまうパパママもいると思います。
では、子どもが一人で習い事に行けるのはいくつぐらいからなのでしょう?その判断は、家庭の状況や周辺環境によっても異なりますが、いざ「一人で習い事」をスタートさせるとき、パパやママに絶対に気をつけてほしいこと、親子で確認しておきたいことを考えてみました。
子どもの性別でも異なる「一人で習い事」のタイミング
親の送迎なしで、いつから子どもを習い事に行かせるか?その判断は、最終的に各家庭によるところが大きいと思います。
そのうえで、いくつか判断材料になりそうな話をお伝えすると、たとえば、子どもの性別によってもそのタイミングは変わってくるだろうということ。ある調査によると、男の子は、小学4年生時点で6割近くが一人で習い事に行くという結果が出ています。しかし、一人で習い事に通う小学4年生の女の子は、全体の4割弱です。5年生になって5割、6年生でやっと7割となり、小学生の間は、習いごとをしている女の子の3人に1人が、高学年になってもまだ保護者に送迎してもらっていることがわかります。
時間帯や季節による日没時間の変化も判断ポイント
では、一人で習いごとに行かせる決断のポイントはどこにするといいのでしょう?
まず、一定期間続けている通い慣れた習い事かどうかは大きなポイントです。小さな子どもにとって、あまりよく知らない道、慣れていない道を歩くのはやっぱり危険。道を間違えて迷子になってしまう可能性も大です。また、時間帯も重要です。学校が終わってすぐの習い事など、明るい時間帯のうちは周囲の目も行き届きやすいため、比較的安心かもしれません。とはいえ、冬場は日が落ちるのが早く、17時前から薄暗くなり始めます。夏は問題ない時間帯でも冬は親が送り迎えした方がいいこともあります。このあたりは、パパママが気を配って判断した方がいいでしょう。行きの明るい時間帯は一人で習い事通学にチャレンジし、暗くなる帰り道はパパママに迎えに来てもらい、おしゃべりしながら一緒に帰宅するなど、柔軟な対応を取りましょう。
教室までの道のりを親子で一緒に確認を
これまで、送迎に車を使用していた家庭では、子ども一人で習い事に通わせるにも、子どもがお教室までの道のりを把握していないということが考えられます。一方、徒歩で送迎していた家庭でも、子どもはパパママとのおしゃべりに夢中で周囲の景色や道順に関心を持っていなかった可能性もあるでしょう。ですから、いきなり一人で通わせるのではなく、あらためて習い事に行くまでの道のりを親子で一緒に歩いてみることが大切です。目印となる建物や看板などを確認し、「この花屋さんのカドを左に」「赤い屋根のおうちが見えてきたらあとちょっと」などと言い合いながら歩くと、子どもの記憶にも残りやすいでしょう。
あらかじめ、「これからは、一人で習い事に行けるように練習してみよう!」と子どもに声がけをすることも大切です。子ども自身も自覚が持てるので、より一生懸命に道順を覚えようとしてくれるからです。電車やバスに乗る必要がある時は、切符の買い方や料金の支払い方、降りる駅名やバス停名などもきちんと教えてくださいね。実際に一人で切符を買わせてみたり、子ども専用の交通系ICカードなどを用意してあげたりすると、やる気がアップするかもしれません。
道順だけではなく安全面のチェックも大切
こうして、あらためて習い事までの道のりを歩いてみると、急に車が飛び出してくる可能性があるわき道や、人目が届かない物陰など、危険がひそんでいる場所がわかってきます。まだ明るい時間帯でも、人通りのほとんどないところが延々続くような道であれば、子ども1人ではもちろん、小学生の子どもたちだけで行かせるのもちょっと心配です。そんなときは、遠回りになっても、人通りのある道を迂回するルートを通るよう、教えたほうがいいかもしれません。
また、防犯ブザーを持たせ、危ない目にあったら鳴らすことを教えておきましょう。ブザーの鳴らし方についても親子で確認しておくといいでしょう。
信号のない細い道や、信号があっても車の通行の少ない道だと、子どもが安全確認をせずに渡ってしまう可能性もあります。道を渡るときは、必ず左右確認をきちんとすることなどもしっかり伝えてください。「これまでパパママがしていた安全確認も、一人で通うことになったら自分でやらないといけないんだよ」と、自覚をうながしてくださいね。
「一人で習い事」のタイミングは、年齢だけで決められない
「もう10歳になったから」「小学校高学年だから」といった理由で、一人で通わせても問題ないだろうと考えるのは間違いです。たとえ中学生や高校生になっても、時間帯や状況によっては送迎したほうがいい状況や環境は充分に考えられます。習い事に通ううえで大切なのは、子どもが安全に、危険な目にあうことなく通えるかということ。明るい時間帯であること、人通りがあり不審者が出るリスクが低いエリアであること、子ども自身が通い慣れていて道に迷う可能性が低いことなどの条件をクリアしていることがまずは大切です。
子どもが大きくなってきたから、一人でできることが増えてきたからといっても、やはり子どもを守ることはパパママの大切な役目。100%の安全はないと危機意識を持ち続け、子どもが安全に楽しく習い事に通い続けられるように、しっかり目を配っていきましょう。
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