子どもをやる気にさせる!ゲーミフィケーションの教育効果とは

親が積極的に何かに取り組ませようとすればするほど、子どもというのは反発したがるもの。
実際、口をすっぱくして言っても子どもたちは右から左、ちっとも言うことを聞いてくれません。
ところで、2011年頃からメディアに取り上げられている『ゲーミフィケーション』という言葉をご存知でしょうか。
近年、『ゲーミフィケーション』を様々な分野で取り入れられ、企業の活性化に繋がっています。
また教育にも取り入れられ、子どもたちのやる気や物事に取り組む姿勢など育むことができるのだそうです。

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションとは一体なんなのでしょうか?

それは、「課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般」のことを指し、日常生活の様々な要素をゲームの形にするという「ゲーム化(gamify)」から派生して2010年頃から使われ始めました。
分かりやすく言うなら、「ユーザーに愛されるために、ユーザーを楽しませること」を目的とし、手段としてゲーム以外の分野に「ゲーム要素」を持ち込むことです。

ゲームにハマったことはおそらく誰もが1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
その「ハマる」状態になる条件や継続的に「利用したい」と思う手段など心理面に注目し、企業研修や教育現場など、あらゆる場面で導入されてきています。

ゲーミフィケーションを採用しているweb上のサービスではクエストやミッションなどの「課題」、バッジやポイントなどの「報酬」、チャットやアバターなどの「交流」、以上の要素が導入されていることが多くあります。日本のソーシャルゲームでよく見られるシステムですよね。
実際、シリコンバレー発の教師向けクラスマネジメント・サービス『CLASSDOJO』では、生徒の教室内や授業中の行動をひとつひとつポイント化し、教師と生徒、保護者との間で可視化、データ化して共有化することにより、楽しみながら、かつ分かりやすく理想的な行動パターンに誘導していくサービス設計になっています。
また、それ以外の語学学習サービスなどでもレベルアップ制度やポイント付与制度、称号やアバターなど積極的に取り入れています。

ゲーミフィケーションの教育効果とは

日本のソーシャルゲームを参考にしながら「教育のゲーミフィケーション」が世界中で進行しています。
その教育効果やメリットは、一体どんなものなのでしょうか。

自発的な学びを促進する

競争心などをうまく利用することによって、強制ではなく自発的なスキルアップへの意欲を掻き立てます。

楽しみながら取り組める

ゲーム感覚で、表彰やポイントなど報酬を獲得する目的で、いつの間にか熱中していまいます。

レベルアップ・自己成長を実感できる

ゲームをクリアする達成感によって、自信の可能性や成長を認知することができます。

実践力が身につく

座学とは違いゲームを通じた訓練ができるので、いつの間にか実践力が身についています。

いかがでしょうか?
ゲーミフィケーションを受ける側はいつの間にかモチベーションが上がって目の前の課題に熱中し、自発的に取り組んでいくようになるのです。

子どもの家庭学習にもゲーミフィケーションを取り入れる


上述したようにユーザー(この場合は子ども)に自ら行動を起こさせ、興味を持たせ関わらせ続ける心理的な引き金として、競争・楽しむ・報酬・達成感・認知等の要素をうまく取り入れていくことが重要です。
では子どもの家庭学習に『ゲーミフィケーション』を活かすにはどうしたらいいのでしょうか?

実はそんなに難しく考えなくてもいいんです。
分かりやすい一例として、昔ながらの『ラジオ体操』で考えてみましょう。

夏休み、早起きして毎日ラジオ体操に行ったことがあるパパママもいるかと思います。
大人になって冷静に考えれば、せっかくの休みに早起きまでして行く必要はなかったはずです。
ではなぜあんなに頑張って行っていたのでしょう。
早起きしてラジオ体操に参加すればカードにスタンプを押してもらえます。そこで達成感を得られ、次の日も参加すればスタンプを押してもらえるとなると、カードをスタンプでいっぱいにしたいと思い次の日も、また次の日も参加します。
最終日にはスタンプでカードがいっぱいになり、達成感に満ち溢れ、親に褒められたこともあったかと思います。
今日は行きたくないなぁ・・・と思った日も、友達とスタンプカードを見せ合って「あの子は毎日行ってるから行かなきゃ!」と競争心に火をつけたこともあるでしょう。
結果的に夏休みを早起きして過ごせ、親にも褒められ、健康的な身体を手に入れられました。

いかがですか?
『ラジオ体操』にも「競争・報酬・楽しむ・達成感からモチベーションを持続させる」というゲーミフィケーションが入っていますよね。
そう考えると、ゲーミフィケーションを家庭学習に活かすのは案外難しくないと思います。
と言っても、お子様は十人十色。ひとつの方法がみんなにあてはまるとは限りません。

もし目標を高く掲げすぎてやる気をなくしているお子様がいれば、目標を低く設定してあげてください。小さな成功体験の積み重ねが、やる気をアップさせてくれます。
何事にも意欲がないお子様には、好きな教科に力を注ぐ方向へシフトしてみてください。子どもは好きなことに対して好奇心を発揮します。そこを刺激してあげれば、自然と他の能力もアップするはずです。
計算問題など単純作業が苦手なお子様は、ライバルを設定してあげましょう。
パパやママ、きょうだいと一緒に計算競争をすることにより競争心がくすぐられ、ひとりでやるよりも成果が出るでしょう。
まとまった学習時間が取れなくて困っているお子様には、お友達との学習をすすめてみてはいかがでしょう。
パパやママが忙しくて見てあげられなくてもお友達と相談しながらの勉強はきっと身につくことかと思います。

上記は一例ですが、お子様のモチベーションの源泉を探り当て、意識しながら指導を行うことが大事なのだそうです。

教育だけでなくしつけにも応用できる

また教育だけでなく、しつけにも『ゲーミフィケーション』は応用できます。

例えば食事。お子様の好き嫌いに悩むパパママは少なくないでしょう。
細かく刻んで子どもの好きな料理に入れたり、調理方法を変えてみたり、一緒にスーパーへ行って買い物してみたりと、ありとあらゆる『食育』をしていると思います。
それでも食べてくれないお子様を見ると、もうどうしていいか分かりませんよね。

しかし最近、アルゼンチンの企業がゲーミフィケーションを取り入れた食器『Yumit』を開発したようです。
それは、お皿の上に乗ったものをきちんと食べることにより、モバイルゲームのアップグレードや新アイテムの追加に使える仮想エネルギーに変換できるようになっているのだそう。
またお皿が乗ったトレーにはマルチカラーのLEDライトが円を描くように設置されていて、子どもが食事を食べれば食べるほど、LEDライトの色が変化し、子どもだけでなくパパママも一目見て状況が分かるようになっている機能とともに、ライトの点灯、また点滅によってさまざまなアニメーションを映し出し、子どもの注意をトレーに引き付け食事を促すようになっているそうです。
実際ここまでではないですが、レストランのお子様ランチなどの食器プレートの底にキャラクラーなど絵が描いてあり、全部食べないとどんなものなのか分からないものもありますよね。

子どもには「できなかった時の罰」よりも「できた時のご褒美」の方が効果的。「これを食べると身体にいいよ」とか「これ食べなかったら遊んじゃダメ!」などいくら言っても聞かなかったお子様が「これ食べられたら〇〇あげる」と言ったらなんとか頑張って食べてくれた、という経験をしたパパママもいるのではないでしょうか。

「ご褒美をあげる」のも、立派な『ゲーミフィケーション』です。

ゲーミフィケーションを応用して子どものやる気を引き出そう!

いかがでしたか?
『ゲーミフィケーション』を応用することはそんなに難しいことではないのがお分かりいただけたかと思います。
一番簡単なのは『ご褒美』でしょうか。この場合、何か「モノ」でなくてもいいと思います。

例えば、ご飯を綺麗に食べてくれたら「綺麗に食べられたね!すごい!」と笑顔で褒めてあげる。部屋を片付けてくれたら「部屋がきれいになったよ!ありがとう!」とハグしたり頭をなでてあげる・・・。
「そんなのでいいの?」と思われるパパママもいるかもしれませんが、子どもにとって親から褒められたりスキンシップは何よりの『ご褒美』だと思います。

そしてたまにはお子様の好きな「モノ」をあげたりして『ご褒美』のグレードアップを図ってみてください。
いつもやっていることかもしれませんが、それが実は子どものやる気を引き出す『ゲーミフィケーション』かもしれませんよ。

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