ママさんパパさんなら、赤ちゃんが生まれると「いつ言葉を喋るのかな」「早くママ、パパって呼んでほしいな」という気持ちになりますよね。
しかし、赤ちゃんが「あ〜」や「う〜」などの喃語(なんご)ではなく、しっかりとした言葉を話すようになるのは一般的に1歳前後と言われています。
そうなると赤ちゃんがしっかりした言葉を話せるようになるまでのコミュニケーションはどうしたら良いのか不安になりますよね。そんな時に、役に立つ方法が「ベビーサイン」!
ベビーサインを学ぶことで赤ちゃんが今どんな感情を抱いているのかなどを読み取ることもできて親子のコミュニケーションがより親密になります。
最近では、赤ちゃん教室などでベビーサインの講習会なども行われていたり、家庭でもできる方法が広まってるんです。
そこで今回は、そんな「ベビーサイン」にまつわる「いつから始めるのか」や「どうやってやるのか」などの簡単な疑問をどんどん解消していきます!
ベビーサインとは?いつから始める?
まず初めに、ベビーサインとはどんなもので、いつから始めるのが良いのかなど、ママさんパパさんが疑問に思うことを見ていきましょう。
ベビーサインとは?
ベビーサインとは、一言で言うならば「まだ言葉を話せない赤ちゃんとの手や指を使ったコミュニケーション方法」です。言葉の発達はある程度成長してからでないと難しいですが、ベビーサインは手や指を自由に動かせるようになれば簡単に行えるので、比較的早い時期から取り組むことができると言われています。
ベビーサインを覚えることによって、赤ちゃんがオムツを取り替えてほしいタイミングやお腹が空いてグズっているのかなどを伝えることができるので、ママさんパパさんの育児の負担も軽減します。また、ジェスチャーを使って意思疎通ができることで子育てがより楽しくもなるんですよ!
ベビーサイン、いつから始める?
基本的に、赤ちゃんはママさんやパパさんの真似をしてベビーサインの意味を理解して覚えていきます。なので、まだ視力や聴力も弱く、体も自由には動かすことができない産まれてからすぐの時期には始められません。
一般的には、手や指の動きを十分にコントロールできる生後6ヶ月から7ヶ月ごろからベビーサインをスタートする家庭が多くなっています。もちろん、赤ちゃんの成長には個人差があるのでママさんパパさんの顔や声を認識できて、体を自由に動かせるようになってから始めて見てください。
どうやって教えるの?コツやポイント
いつから始めるかは分かったけど、どうやって教えたら良いのか、どう教えれば上手くいくのかなども気になるポイントですよね。
ベビーサインを教える方法は大きく2つ
ベビーサインを教える方法には、大きく分けて2つの方法があります。それは「ベビーサイン教室などの専門教室で習う方法」と「自宅でママさんパパさんが独学で教える方法」です。
1.ベビーサイン教室で習う
子育てを支援している教室やベビーサイン専門の教室では、講師の人が丁寧に正しいベビーサインのやり方を教えてくれます。
ベビーサインの教室には、同じくらいの赤ちゃんがいるママさんパパさんが集まっているので、みんなで楽しくベビーサインを学ぶことができ、育児の情報交換にもなります。
2.ママさんパパさんの独学
もう一つの方法が、一般に販売されている書籍やDVDなどを使って自宅で独学する方法。正しい形のベビーサインでなくても、赤ちゃんとのママさんパパさんがコミュニケーションを取れれば問題ないので、独学で教える人も少なくありません。
インターネット上にも詳しいベビーサインの方法や実例動画などが手に入るので、独学で頑張ろうと言うママさんパパさんは、ぜひ参考にして見てください。
ベビーサインの教え方のコツやポイント
1.笑顔で楽しみながら教える
赤ちゃんは、大人が思っているよりも表情に敏感です。お父さんお母さんが、楽しくなさそうに教えていたら赤ちゃんの気分も暗くなってしまい、ベビーサインを覚えようとしなくなっていまします。
やはり何かを覚えるには楽しい感情と一緒の方が覚えやすいもの。笑顔で積極的に楽しむ姿勢を見せることで赤ちゃんも楽しくベビーサインを覚えることができます。
2.絶対に怒らない
子供に何かを教えようとして上手くいかないとついつい怒ったり、「ご飯なしだよ」と言う風に言ってしまいます。でも、すぐに覚えられる赤ちゃんは稀で、繰り返すことによって徐々に覚えていくのが普通です。
だからこそ、すぐに成果を求めるのではなくのんびりと赤ちゃんとコミュニケーションを取れることも目指すことが何よりも大切なんです。
最初に教えたい、簡単にできる5つのベビーサイン
ベビーサインを始める時期や教え方、コツを理解した上で、実際に簡単に実践できるベビーサインを5つ紹介します。
1.「おっぱい・ミルク」のベビーサイン
まず一つ目は、おっぱい・ミルクをほしい時に使えるベビーサイン。やり方は、至ってシンプルで片方の手をグー、パーと閉じて開く動作を繰り返すだけ。
実際に教える際には「おっぱい欲しいのかな〜?」「お腹空きましたか〜?」など声をかけながら教えるのがポイント。動画のような単純な動きでOKです。
2.「おしまい」のベビーサイン
これは、ご飯やお遊びを終わりにするときに使えるベビーサイン。手のひらを上に向けた状態から、すっと手のひらが下を向くように下ろしていくだけ。これを覚えることで、ご飯の終わりなどがわかるようになり育児が少し楽になります。
3.「オムツ」のベビーサイン
赤ちゃんの育児の中でも大切なのがオムツの交換。赤ちゃんが自分でオムツを交換して欲しいと伝えてきてくれたら、オムツの交換も楽になります。やり方は、お腹を両手でポンポンと叩くだけ。「オムツ」と呼びかけながら繰り返して使えるようにしたいベビーサインですね。
4.「抱っこ」のベビーサイン
これは、赤ちゃんが抱っこして欲しいときに使えるベビーサイン。
やり方は、両手を前に出して抱っこをせがむようにするだけ。最初は、抱っこをする前にママさんパパさんがサインをやって見せながらすることで、赤ちゃんもこのサインが抱っこなんだと理解することができます。
5.「おいしい」のベビーサイン
このサインは、離乳食を食べ始めたくらいの時期におすすめのベビーサインです。頬を軽くトントンとすることで「おいしい」と言う意味になります。ご飯を食べさせながら「おいしい?」など呼びかけながら実演して見せることで赤ちゃんもとりあえす真似を始めて、使うようになってくれます。
ベビーサインで赤ちゃんとコミュニケーション
「いつからベビーサインと始めたら良いのか」「どうやって教えたら良いのか」などベビーサインにまつわる素朴な疑問を見てきましたがいかがでしたか?
正しいベビーサインや間違ったベビーサインというのはなく、赤ちゃんとのコミュニケーションを取れればどんな形でもベビーサインになるということを忘れずに気楽に試して見てください。
赤ちゃんとコミュニケーションが取れるようになると、今よりももっと育児が楽しくなること間違いなしですね!ママに育児のヒントを与えてくれる場所としてベビーパークもオススメですよ!良い子育てライフを送るために是非通ってみてはいかがでしょうか。
参考
一般社団法人 日本ベビーサイン協会
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