幼稚園に通う年頃になると、お友達に会うことも増え、ママ友との会話も増えてきますよね。その中で習い事の話を聞くことも多いでしょう。
今のお父さん・お母さんは子供の教育に熱心な方が多いので、早くから習い事を始めている子も多いのかもしれません。そんな話を聞くと「うちの子も何か始めた方が良いのかしら」などと不安になることもあるかもしれませんね。もちろん子供が望むなら、また家庭の方針で習い事を始めることも良いと思います。けれど、まだ悩んでいるのであれば、家庭学習という方法もあることをご紹介させてください。
早いタイミングで家庭学習を始めるメリットや、どのように家庭学習をすることができるか、どんな教材があるかなどをきちんと把握した上で、どうするかを考えても決して遅くはありませんよ。
幼児期から始める家庭学習のメリット
教育を幼児期から始めるとなると、家庭の外で先生に教えてもらうことを想像してしまうかもしれませんが、家庭でも十分行うことができます。タブレット端末や、知育玩具など家庭でも容易に教育ができる教材があふれているため、気軽に始めることができるのが特徴です。
そんな幼児期から始める家庭学習のメリットをご紹介します。
リラックスしてできる
家庭の中で、家族や近い友達など子供がリラックスできる環境で勉強を開始することができます。緊張したり無理をしたりした環境では、なかなか身につかないことも、リラックスした状態であれば、簡単に身につけられることがあります。
親の言うことを素直に聞いてくれる
純粋で疑うことを知らない幼児期の子供たち、親がこれをやってみよう!と言ったことを素直に受け止めてくれるので、始めやすいかつ教えやすい時期だと言えるでしょう。だんだん大きくなるにつれて、「先生の言うことは聞くのに親の言うことは聞いてくれない」といった悩みを抱えるようになってきます。幼児期の子供にとって1番はご両親です。幼児期が始めどきだと言えるでしょう。
家で勉強する習慣を身につけることができる
3つ子の魂100までなんてことわざもありますが、小さい頃に身につけた習慣というのは大きくなっても続いていることが多いですよね。しかも習慣になっているので、あまり苦痛に感じることなく続けることができます。
幼児期という、早いタイミングで家庭学習を行う習慣をつけておけば、小学校に入学してからも家庭学習を行うことが当たり前となっているでしょう。
経済的
教室に通うとなると、それなりの費用が発生します。ですが家庭で両親から教わることでとても経済的と言えます。何か必要な教材を購入したとしても、習い事に通うことに比べたらとても安価です。幼児期は家庭においてお金の貯め時とも言える時期です。大きくなるにつれてだんだん子供の教育にかかる費用は増えていきますから、このタイミングでは費用を抑えられるに超したことはありません。無料で使える教材も利用できると良いですね。
幼児向けの家庭学習方法が知りたい!
メリットが確認できたところで、幼児期の子供にどのような家庭学習法があるかご紹介しましょう。
毎日、同じ時間に机に向かってみる
比較的毎日の生活リズムが一定の幼児期の子供たち、同じ時間に机に向かう習慣をつけてあげましょう。
はじめは何をしても構いません。絵を描いてみる、ひらがなの練習をしてみる、楽しかったことを日記に書いてみるなどなど、どんなことでも良いので毎日同じ時間に、10分で良いので机に向かう習慣をつくりましょう。そのとき、お父さん・お母さんは一緒に座ってとなりで見ていてあげるようにしてください。
知育トランプを使って、数やものの名前を覚える
子供にはただ遊んでいるだけのように感じられるかもしれませんが、ある程度数が数えられるようになったら、トランプを使った遊びを取り入れましょう。トランプは小さな子供向けに数だけでなく動物などの絵が、トランプの数字の数分描かれているようなものを選ぶと良いですね。神経衰弱や七並べなどを楽しみながら、数字を覚えていくことができます。それはいずれ算数への興味へとつながります。
交互に読み聞かせ
幼児期の子供には、絵本を読んであげることもありますよね。その読み聞かせページごとに交互に読んでみたり、ある1人の登場人物の台詞は子供に読んでもらったり、とお父さん・お母さんが本を読むのを聞いているだけでなく、自分も参加し、本を読むようにすることで、たくさんの字を覚えることができるだけでなく、語彙力がつきます。感情を込めて読んでみたり歌うように読んでみたりと、いつもと違った読み方を試してみるのも良いですね。
幼児の家庭学習で気をつけたいポイントは?
ここまで読み進めてくださったお父さん・お母さんの中には、家庭学習をしてみようかなと考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?プロの先生ではないので、難しいこともあるかもしれませんが、いくつか気をつけてもらいたいポイントがあります。
怒らないこと
まだ小さいお子さんですから、できないことがあるかもしれません。思うようにやってくれないこともあるかもしれません。そんなとき、ちょっとイライラしてしまうかもしれませんが、絶対に怒っては駄目です。子供がこの時間を苦痛に感じてしまっては長続きしません。うまくいかなくても気にしないくらいの気持ちで接しましょう。
時間を決めてやること
教えてあげたいことはいっぱいあるのだと思います。けれど、ダラダラと長時間家庭学習を行うことは効果的ではありません。集中力にも限界があります。学習要素が強いことならせいぜい10分、遊びながらのことであっても20分以内には終わるように心がけましょう。
楽しむこと
子供が理解し脳にインプットされるには、楽しい記憶と結びつけることが重要です。机に向かって文字を書くことで覚える方法もありますが、それだけにこだわらず言葉遊びをするなど、遊びに変換し、楽しんで学習をするようにしてください。
比べないこと
学習以外のことでも同じことがいえますが、お友達や兄弟姉妹と比較するのは絶対にやめましょう。「〇〇ちゃんはもうひらがな全部書けるんだって!」なんて比べたって何の得もありません。冗談でも言ってはいけません。どうしても比較したいなら「ママは小さい時に6と9をよく間違えちゃったんだよ」のように、お父さん・お母さんの失敗談を出すにとどめましょう。
褒めること
もう一つ大事なポイントです。何かができたとき、一生懸命できたとき、きのうより上手にできたとき、きちんと褒めてあげましょう。褒めるときはただ、すごいね!えらいね!と褒めるのではなく、「今日は10分間椅子に座っていられたね。」のように何がどうすごいのかを具体的に褒めるようにしましょう。
無料で使える幼児向け家庭学習の教材
幼児向け家庭学習の教材は様々ありますが、今回は手軽に始められる無料のアプリをご紹介しましょう。
「おかあさんといっしょ・みいつけた」の赤ちゃん・子供向け知育アプリ
ご存じNHKの人気番組おかあさんといっしょ・みいつけたから子供向けの無料アプリが公開されています。リズムに合わせてのタッチゲーム、親子で楽しむ遊びを紹介してくれます。未就園児から使えるのも嬉しいですね。
ピタゴラン 知育ゲームアプリ
指でなぞってピタゴラ装置を作るゲームです。小さなお子さんでも簡単に3D映像で楽しむことができます。自分が作った装置が実際に動く映像を見ることができるので、夢中になること間違いなし!ですよ。
子供向け絵本アプリ「がっけんのえほんやさん」
日本昔話など、お母さんが子供に読んで聞かせたい本がたくさん入っている絵本アプリです。絵本に登場するキャラクターが動き出すのが楽しくて何度も読んでしまいそうですね。読み聞かせ機能もあるので、まだ文字が読めないお子さんから使えます。
また、大手の通信教育会社からも幼児向けの学習教材は多く発売されています。幼児ポピーの「ポピーっこ」やZ会の幼児コース、小学館の「ドラゼミ」などCMでも有名ですね。これらはどこも体験教材を無料で送ってくれますので、まずは無料体験を試してみるのも良いですね。
お家で子供と楽しく勉強しよう!
幼児になると、自分のことが自分でできるようになり、親の手を借りることが少なくなってきますよね。でもまだ小さな赤ちゃんとそれほど変わらない子供です。「学習、学習」とプレッシャーをかけるのではなく、楽しい勉強ができると良いですね。元々好奇心旺盛な子供たち、勉強が嫌いなはずがありません。それを家庭で大好きなお父さんやお母さんとできるのであれば、それはもう特別な時間になるでしょう。
主役は子供であることを忘れずに、お家で楽しく勉強しましょう!
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